日本クラブでは6月7日(金)から、「和ノ風芸術祭inニューヨーク」が開催される。
同展では、日本各地で俳句短歌を愛好し、研鑽している人々の作品を屏風(びょうぶ)や京和傘、着物掛軸にして紹介。文芸と工芸が共存する、独創力あふれる個性豊かな作品の数々を楽しめる展示会となっている。
展示される屏風は、伝統工芸部門において数々の賞を受賞している東京で唯一の屏風専門店である片岡屏風店により、また、色とりどりの鮮やかな京和傘は江戸時代より続く老舗の日吉屋により制作された。優美な着物生地に詩歌を書き込んだ着物掛軸は、本店の主催者である青藍社により制作されたもので、屏風、京和傘、着物掛軸は、それぞれの伝統工芸職人が手作りで俳句や短歌に合わせたデザインに仕上げた完全オリジナル作品。
また会場には、日本俳句界の巨星であった高浜虚子の俳句と、その曾孫である星野高士氏により寄せられた俳句と解説も特別展示する。
■概要
【日時】6月7日(金)〜11日(火)※日曜休館
【会場】日本ギャラリー(日本クラブ内)
【場所】145 West 57th street【参加費】無料
【詳細・申し込み】info@nipponclub.org、www.nipponclub.org