日本クラブWEBギャラリー企画展「日本の人形:昭和から令和へ」が6月17日(木)から7月28日(水)まで日本クラブWEBギャラリーで開催されている。
人形は子どものおもちゃであると同時に、民族や風俗、歴史を伝える役目も果たす。人形は時代とともに変遷してきた。宗教的儀式や祭礼などに用いられていた人形が、次第に遊び道具となって子供に与えられるように。子供にとって人形遊びは情緒性や想像性を育み、心身の健やかな成長を育むと言われている。
本展では、昭和から平成そして令和まで、子どもたちを中心に人気のあった人形を時代ごとに展示、その時代背景と共に見ることができる。また1927年に米国から日本へ贈られた「青い目の人形」(Friendship Dolls:友情人形)と日本から贈られた答礼人形の親善人形も紹介されている。
同ギャラリーでは会期中、リカちゃん人形が正解者の中から抽選で5人に当たるクイズを掲載している。
●昭和から平成の玩具史に欠かせない人形。2017年に50周年を迎え、全国巡回展示会「誕生50周年記念展示会」では親子3代もそろって訪れる展示会となった。
■概要
【会期】6月17日(木)〜7月28日(水)
【場所】日本クラブWEBギャラリー
【詳細】〈Eメール〉gallery@nipponclub.org〈ウェブ〉nippongallery.nipponclub.org/
【主催】日本クラブ
【協賛】J.C.C. Fund (ニューヨーク日本商工会議所基金)
【後援】(社)日本人形玩具学会
【協力】(株)クロスワールドコネクション、児玉産業TOY(株)、(株)セキグチ(株)タカラトミー、(株)ナカジマコーポレーション 、(株)バンダイ、(株)ボークス(株)増田屋コーポレーション、マテル・インターナショナル(株)(有)メルヘンズ、横浜人形の家
【監修】(一財)日本玩具文化財団
【キュレーター】林 祥子
●昭和20年代〜30年代に、舞踏会風なドレス姿のフランス人形が人気を博した。応接間やピアノの上に飾られ、高度経済成長期の豊かな暮らしの象徴でもあった。