「天皇と日本人:君臣一体の国柄と民族の興廃」
ニューヨーク歴史問題研究会は22日(木)、9月例会「天皇と日本人:君臣一体の国柄と民族の興廃」を開催する。
8月8日、天皇陛下自らが国民に向け、「象徴としてのお務めについてのおことば」において、ご高齢の陛下が、象徴天皇としての務めを果たす上での自身の「お気持ち」を表明された。またそれと同時に、「譲位(もしくは退位)」の意向も示唆されたものと理解されており、以来、そのご意思に沿うために国民としては何をすべきか、そのために解決しなければならない課題はどのようなものかという報道が続けられている。
法整備の観点からは、特別措置法の制定、皇室典範の改正などにとどまらず、一部では憲法改正の必要性まで言及されている。また、皇室の永続を願うという視点から、旧宮家の復活、女性・女系天皇の容認など後継問題に関する話題も再び取り上げられている。
そこで今回は、先日の「お気持ち表明」を振り返りながら、日本の国柄の中心とされてきた「天皇」について、有史以来の歴史や法的な位置付けだけでなく、「日本人にとっての天皇の意味」といったものにも焦点を当てる。
講師は同会会長の高崎康裕氏=写真。
■概要
【日時】9月22日(木)午後6時半~8時半(開場:午後6時)
【会場】日系人会ホール
【住所】49W 45th St, 11th Fl(bet 5&6 Ave)
【会費】会員10ドル、一般20ドル(※軽食付き)
【ウェブ】www.nyrekishikenkyu.org/