ジャパン・ソサエティーで開催
ジャパン・ソサエティー(JS)は10月6日(木)、累計発行部数2500万部を超える大人気コミックス『暗殺教室』の作者であり漫画家の松井優征氏を迎えて漫画家トーク『大人気コミックス「暗殺教室」 漫画家・松井優征』を開催する。
『暗殺教室』は、中学校を舞台としたサスペンス要素がある学園&アクションコメディー漫画でコミック誌「週刊少年ジャンプ」にて2012年夏から16年春まで連載され大人気となったコミックス。黄色くてタコ型の謎の生物で3年E組の担任となった・殺せんせーと落ちこぼれ生徒たちの物語を暗殺と教育をテーマに奇妙に描いている。15年1月にテレビアニメ化、そして同年3月には劇場版1作目が実写映画化され、翌年3月には2作目が劇場公開された。1作目は、15年上半期邦画実写観客動員ランキングナンバーワン(興行通信社調べ)を獲得。『暗殺教室』は、英語に翻訳され米国でも出版されており、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー・リスト(マンガ部門)の常連となっている。
司会はジャスティン・リーチ氏が務める。
トーク後のレセプションでは藤本氏についての最新本「Sou Fujimoto」(5月23日出版予定)の販売とサイン会も予定している。
■概要
【日時】10月6日(木)18:30〜20:30(受付時間18:00)、トーク・Q&A 18:30〜19:30、レセプション19:30〜20:30
【会場】ジャパン・ソサエティー
【住所】333 E 47St(bet 1& 2Ave)
【入場料】一般30ドル、JS会員、学生、シニア25ドル
【申し込み・詳細】212-715-1258、www.japansociety.org
〈略歴〉
松井優征(まつい・ゆうせい) 埼玉県生まれ。澤井啓夫のアシスタントを経て、2004年に投稿した『魔人探偵脳噛ネウロ』がコミック誌「週刊少年ジャンプ」主催の第12回十二傑新人漫画賞にて準入選。同年、「週刊少年ジャンプ増刊赤マルジャンプ」に掲載されデビューする。翌年、「週刊少年ジャンプ」誌にて同作を連載開始。魔界の王が人間界で探偵を行うという突飛な設定が受け、07年にはテレビアニメ化される。12年、超生物・殺せんせーと、彼を暗殺する使命を課せられた生徒たちを描く『暗殺教室』の連載を開始し、大ベストセラーとなる。
ジャスティン・リーチ(Justin Leach)
米国と日本のアニメ産業の発展に長く貢献。1997年、コネチカット州にあるコンピューターアニメーションスタジオのブルースカイスタジオに所属し、アニメーターとして働き始め、98年に制作した『Bunny』がアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞。2001年、日本に移住し、プロダクションI.Gに所属し、CGクリエイターとして押井守氏が監督を務めた『イノセンスGhost in the Shell 2: Innocence』、クエンティン・タランティーノ氏監督の『Kill Bill』のアニメーションパートを担当。05年、ルーカスフィルムの3Dアニメテレビシリーズ『Star Wars: The Clone Wars』の制作チームに加入。07年、ブルースカイスタジオに復帰し、『アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの(英題:Ice Age: Dawn of The Dinosaurs)』(09)、『ブルー 初めての空へ(英題:Rio)』(11)、『アイス・エイジ4 パイレーツ大冒険(英題:Ice Age: Continental Drift)』(12)、『メアリーと秘密の王国(英題:Epic)』(13)、『ブルー2 トロピカル・アドベンチャー(英題:Rio 2)』(14)、『The Peanuts Movie』(15)、『Ice Age : Collision Course 』(16)、『The Story of Ferdinand』(17)など、多数の作品に携わる。2012年12月、湯浅政明氏が脚本、監督を務め、プロダクションI.Gが制作担当の日本アニメ映画『Kick-Heart』には、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」を使って世界中から出資を募り、支援を獲得。公開後、世界中で反響を呼び、国際アニメ映画祭で最優秀賞を受賞するなど、作品制作だけでなく資金獲得の手法なども含め、多方面でアニメ製作に携わっている