映画監督・寺山修司作品を特集、上映

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フィルムの修復、初の上映

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国際交流基金(The Japan Foundation)は20日(月)から12月10日(土)まで、アンソロジー・フィルム・アーカイブスとの共催で、「書を捨てよ町へ出よう:寺山修司特集上映」と題してイーストビレッジの映画館アンソロジー・フィルム・アーカイブスで寺山修司監督作品を上映する。

70年代初頭から80年代にかけ、短歌、詩、演劇などさまざまなジャンルでマルチな活動をみせた寺山修司(1935〜1983)。死後30年以上経過した今も、寺山以上の「メディアの寵児」は存在しないほど、短い活動期間中に日本社会に影響を与え、数多くの文芸作品を残した。今回の特集上映では、代表作である『書を捨てよ町へ出よう(1971)』や、森崎偏陸氏なしでは成り立たないパフォーマンス作品『ローラ(1974)』も上映される。短編作品は、東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵で今年フィルムの修復が終わり、今回が修復後初めての上映となる。

全編英語字幕付き。長編プログラムが5作品、短編が14作品上映される。詳細は、各上映会場ウェブサイト参照。

■上映会場
マーティン・E・シーガル・シアター・センター(thesegalcenter.org/
アンソロジー・フィルム・アーカイブス(anthologyfilmarchives.org/

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