飯村隆彦
50年にわたって実験映画作家として第一線で国際的に活動し、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ホイットニー美術館、パリのポンピドゥーセンターなどで映像個展を開いたことのある飯村隆彦氏=写真=が2日、AR(拡張現実)の新しい三次元技術による映像パフォーマンスを行う。
母音「あいうえお」と「ん」を自身の顔を使い、カリカチュア化したキャラクターをトランプサイズのカードにはめ込み、手持ちのiPodで読み解きつつ行うパフォーマンス。同時に土方巽の舞踏「あんま」(1963年)、草間弥生のボディーペインティング(68年)、オノ・ヨーコらによる「フルクサス・レプレイド」(91年)、足立智美の音楽「ホワイトカリグラフィー・パフォームド」(2014)などの映像も上映される。
■概要【日時】5月2日(金)19:00〜【会場】Microscope Gallery【場所】4 Charles Place, Brooklyn【電話】347-925-1433【ウェブ】www.microscopegallery.com