ジャパン・ソサエティー
ジャパン・ソサエティー(JS)・ギャラリーは新進気鋭の水墨画家、玉井祥子を迎え、「第2回サマー・アーティスト・レジデンシー・プログラム」を開催する。19日には一般来場者を対象とした無料オープンスタジオが行われる。玉井は「絵画の最小単位である最も細い線」を追求し、従来の日本画で用いられてきた絵筆ではなく、ペン先がスチールの付けペンを用いることで従来の水墨画の概念を超えた領域で作品制作をしている。細いペン先によって次から次へと和紙の繊維質を引き出し、まるで重力の影響を受けていないかのような約2インチの高さのふわふわとしたレリーフを生み出す。玉井の生き生きとした才能と触れ合い、制作の様子と作品を見ることのできる貴重な機会。
■概要【日時】7月19日(土)12:00〜17:00【会場】ジャパン・ソサエティー【場所】333 East 47th St(bet 1 & 2 Ave)【入場料】無料【詳細】212-832-1155【ウェブ】www.japansociety.org