ジャパン・ソサエティー(JS)映画部は4月28日(金)から5月13日(土)、グローバス映画シリーズの一環として「相米慎二の世界:不朽の青春」(英題:Rites of Passage: The Films of Shinji Somai)と題した上映会を開催する。北米初のレトロスペクティブ(回顧上映)となる本シリーズは、2001年に53歳の若さで亡くなった相米慎二監督の軌跡を、4K修復版のプレミアを含む7作品の上映を通してたどる。
1980年のデビューに続く監督2作目にして興行的な大成功を収め、その名を世に知らしめることになった『セーラー服と機関銃』(81)、今でも根強い人気を誇る『ションベン・ライダー』(83)、強い作家力を見せつけた『魚影の群れ』(83)、初ロマンポルノ長編作『ラブホテル』(85)、青春群像劇の金字塔『台風クラブ』(85)といった80年代代表作に加え、異色作『光る女』(87)、ファンタジー作品『東京上空いらっしゃいませ』(90)を上映する。
また、映画シリーズの初日4月28日(金)の『台風クラブ』の上映後にはオープニングナイトパーティーを開催。(18ドル、シニア・学生15ドル、JS会員14ドル)
【上映日時】4月28日(金)~5月13日(土)
【会場】ジャパン・ソサエティー内劇場(333 East 47th St)
【チケット】15ドル、シニア・学生12ドル、JS会員10ドル
【ボックスオフィス】〈電話〉212-715-1258(月─金曜 午前9時~午後5時)〈ウェブ〉www.japansociety.org