飲料水の大切さを遊び心で表現する没入型アートインスタレーション「水のアーチ」登場

0

ロウアーマンハッタン、フルトンストリート沿いにある、移民受け入れ港及び貿易港として発展した19世紀のニューヨークを中心に紹介する博物館「サウスストリートシーポート博物館」にインスタレーションアート「水のアーチ(The Water Arch)」が登場=写真。

オランダを拠点に活躍するメディアデザインのパイオニア、Dropstuff Mediaによる水のアーチ。古典的なバレルオルガンを抽象化したもので、作品の中央に立って、大きな車輪を回すと、透明なパイプと容器全体に36ガロンの水が汲み上げられる。体を濡らさずに大きな透明なドームの中から、私たちが毎日どれだけの水を使っているかを瞬時に体験できる没入型のアートインスタレーションとなっている。
水の量は、オランダ人が毎日使用する平均量を表している(米国人は毎日この量の2倍以上の水を使用している)。
博物館の開館時間中はいつでも無料で見ることができる。

【場所】サウスストリートシーポート博物館(12 Fulton St)
【期間】3月22日(水)~4月2日(日)午前11時~午後5時
【詳細】https://southstreetseaportmuseum.org/ny-water-week-2023/

(2023年4月1日号掲載)

Share.