ニューヨークはすごいなっしー
「ガチ!」BOUT. 201
日本のリアルクローズイベント「東京ランウェイ」がニューヨークコレクション2015秋冬の公式プログラムとして19日、「TOKYO RUNWAY meets NEW YORK」をリンカーンセンターで行った。このショーのアンバサダーに就任した千葉県船橋市の非公認キャラクターで日本を代表するゆるキャラ“ふなっしー”が現地入りし、参加ブランドのHAN AHN SOONの衣装を着用し、出演モデル、デザイナー、スタッフたちを盛り上げ、海外のセレブリティーとも記念写真を撮るなどその人気ぶりを示した。多忙を極めるふなっしーに時間をとってもらい、お話を伺った。(聞き手・高橋克明)
NYのファッションショーのアンバサダー就任
それではインタビュー始めさせていただいてよろしいですか。
ふなっしー オッケーなっしよー! どうぞなっしー!
よろしくお願いします。(笑)
ふなっしー よろしくお願いしますなっしー。
今、ニューヨークコレクションの楽屋にいます。いかがでしょう、この雰囲気。
ふなっしー もうすごい華やかでね、豪華なっしなー。ちょっとね、居場所に困っちゃうなっしー。
あはは。(笑)
ふなっしー なんかね、さっきね、この辺うろついてたら、係の女の人がね、ブチギレてたなっしなー、出てけ!って、get out here ! って言ってたなっしなー(笑)。怖いなっしー!
(笑)。でも、ニューヨーカーからも大人気ですね!
ふなっしー ほんと! ありがたいなっしー! 感謝なっしー!
今回は何回目のニューヨークなんですか。
ふなっしー それが初めてなっしー! 興奮してるなっしよー。
…(笑い止まらず)
ふなっしー おかしいなっしー?
いえ、スミマセン(笑)。いかがでしょう。この街の印象…。何聞いてんだろ、オレ。(笑)
ふなっしー いい質問なっしよー! ニューヨーク、すごいなと思う。映画で見たままなっしよー! タイムズスクエアは見にいったけど、まだまだ見てないところいっぱいで、全部回りたいくらいなっしよー!
例えばどちらに行きたいでしょう。
ふなっしー まだねー、ふなっしー、自由の女神見たことないなっしー!
あ! そうなんですね。
ふなっしー りばてぃーおぶすすす?
スタチュー・オブ・リバティーですね。
ふなっしー それ見たいなっしなー! あとタイムズスクエアは行ったなっしよー!
あ! いかがでしたか。
ふなっしー すごいなっしなー! マンホールから無駄に湯気が立ってるなっしー!
無駄じゃないです!(笑)
ふなっしー え。あれ、なんで湯気がそんなに出てるの?(素)
地下鉄の蒸気ですね。
ふなっしー ちぃ〜かてつの蒸気かー!! なるほどなっしなー! おしゃれなっしなー!
最後に在米の日本人読者にメッセージをお願いしますなっしー。(←伝染)
ふなっしー こんにちわなっしー! 緊張してるなっしーけど、日本からやってきた船橋のふなっしー、なっしー! 皆さん、よろしくなっしー!
★ インタビューの舞台裏 → ameblo.jp/matenrounikki/entry-11993942142.html
ふなっしー 職業:梨の妖精
千葉県船橋市在住ご当地キャラ(船橋市非公認)。港町産まれの梨の妖精。落書きがそのまま飛び出したような雑でゆるい顔が特徴。性格は、口は悪く虚言癖があるけど案外素直。両親は普通の梨の木、2000年に1度だけ現れる奇跡の梨の妖精。「特にどこの商業団体や自治体にも属してません! 船橋市とは関係ございませんのであしからず! 自腹で活動です! でも皆を楽しませたい! 存在理由はそれだけです! そして地域貢献がんばります! 東北復興のイベントもがんばります!」(ふなっしー)
公式サイト:terawarosu.jimdo.com/
公式YouTubeチャンネル:www.youtube.com/user/funassyi
公式ツイッター:twitter.com/funassyi
(2015年2月28日号掲載)
世界のファッションジャーナリスト、バイヤー、1000人来場!
「TOKYO RUNWAY meets NEW YORK」終了
12日から19日までニューヨークで開催されたニューヨークコレクション2015秋冬の公式プログラムに、日本最大級のリアルクローズイベント「東京ランウェイ」が「TOKYO RUNWAY meets NEW YORK」として参加。19日にリンカーン・センターでショーを開催した。
参加したのは「AULA」「HAN AHN SOON」「DOUBLE STANDARD CLOTHING」「FIG & VIPER」など七つの日本発ブランド。ショーではニューヨークコレクションに集まる世界中のセレブリティー、ファッション・ジャーナリスト、メディア、バイヤーら約1000人に⽇本のリアルクローズを披露。終了後には⼤きな喝采を受けた。
ショーを終えて、出展ブランドの一つ「FIG & VIPER」プロデューサーの植野有砂さんは「終わりました。とてもほっとしています。やりきりました!」と安堵(あんど)の表情。植野さんのインタビュー記事はこちらでご覧になれます。
〈インタビュアー〉
高橋克明(たかはし・よしあき)
専門学校講師の職を捨て、27歳単身あてもなくニューヨークへ。ビザとパスポートの違いも分からず、幼少期の「NYでジャーナリスト」の夢だけを胸に渡米。現在はニューヨークをベースに発刊する週刊邦字紙「NEW YORK ビズ」発行人兼インタビュアーとして、過去ハリウッドスター、スポーツ選手、俳優、アイドル、政治家など、400人を超える著名人にインタビュー。人気インタビューコーナー「ガチ!」(nybiz.nyc/gachi)担当。日本最大のメルマガポータルサイト「まぐまぐ!」で「NEW YORK摩天楼便り」絶賛連載中。