基礎力を高めるために復習中心の学習法を徹底する「コアマスター」を教材に採用
授業風景
ニューヨーク近郊を拠点に展開する学習塾「ＳＡＰＩＸ中高部／ＮＥＸＵＳ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ」が小学生から高校生への、日本帰国後の難関校受験を見据えた学習支援体制をさらに強化する。新たなスタートに際して、より充実した同塾の指導内容や、昨今の受験傾向に関して、経営母体であるKomura Educational Services, Inc. 社長の小村修一氏＝写真＝にお話を伺った。
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「日本における国私立中学の入試問題は非常に難易度が高く、帰国生に対しても現地校や日本人学校での学習だけでは太刀打ちできないほどの知識量や計算力が求められます。たとえば帰国生入試の英語試験一つをとっても、求められる英語力は小学生が米国生活で自然に身につけるレベルではなく、新聞記事や、高校生が読む文献などからも出題されます。だからこそ、早期の受験対策が必要なのです」
複雑な応用問題や発展問題が多い入学試験だからこそ、「まず大切なのは基礎学力の修得」と語る、小村社長。基礎力を高めるために今後、同塾が採用するのは、首都圏の難関中学合格数において圧倒的な実績を誇る学習塾「ＳＡＰＩＸ」のメソッドを基軸に作成された教材、「コアマスター」だ。復習中心の学習法を徹底する「コアマスター」は、各教科における重要単元を反復学習することで基礎を定着させ、学年が上がっても同じ分野を、難易度が高くなった形で繰り返し学べる学習教材。生徒はまさにらせん階段を上るように、じっくりと「基礎力」、そして「基礎を応用へと結びつける力」、「入試の実践力」までを手に入れることができる。
「もちろんコアマスターのほか、プリントなどの補助教材を利用して、生徒の成長過程と個性に合わせた最適な学習法を提案します。
当塾生は、地元の現地校に通う生徒、日本人学校生、またアメリカ以外の国での学習経験がある子などさまざまで、従って入塾時点での学習到達度もさまざまです。画一的なものさしで生徒を測るようなことをせず、未習分野があれば時間外での補習など一人一人のポテンシャルを最大限に伸ばす場をつくっていきます」と、小村社長は語る。
生徒が日本へ帰国する際は、提携先のＳＡＰＩＸはもちろんのこと、さまざまな塾への編入をサポート。各々の志望校に合わせて、多様な学びの場の選択肢を提案する。
「子どもたちの夢を大切にし、それを実現するために、多角的な視点でサポートします。コアマスター導入に伴い新たなスタートを切る今、「考える力」に欠かせない豊かな思考力、深い洞察力をさらに培う学習カリキュラムを整えていきます」
「コアマスター」
ＳＡＰＩＸ中高部／ＮＥＸＵＳ International
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