世界の妊産婦の現実知って!
チャリティー・ラン、日本と世界各都市で実施
国際女性デーを前に5日、「ホワイトリボン・ラン」がニューヨークのセントラルパークでも開催された。主催は世界の女性の健康状況を改善するための公益財団法人「ジョイセフ」。
日本の団体が企画
「ホワイトリボン」は世界中の妊産婦の命と健康を守る運動のシンボルで、「ジョイセフ」は日本での運営団体。
世界で一日に830人の女性が妊娠・出産が原因で命を落としていると言われ、その現実を知ってもらおうと開かれた今回イベントは、同大会公式Tシャツを着れば、世界中どこにいても参加できるチャリティー・ファンランで日本と世界各都市で実施された。
ジョイセフのメンバーである産婦人科医の澤井未央さんは「私たち一人一人ができることは限られていますが、この現状を知ってもらうことが最初の一歩です」と話す。
日本では有明・お台場エリアを中心に800人の女性ランナーがこのチャリティー・ランに参加した。
ジョイセフは女性の命と健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGOで、「偶然に委ねず、自ら選ぶ」事ができる女性を増やすため、世界の途上国に教育や医療などさまざまな援助をしている。
【ウェブ】ジョイセフ www.joicfp.or.jp/jpn/、ホワイトリボン・ラン wrun.jp/、ホワイトリボン運動 white-ribbon.org/