日本で話題! ゑびす足袋本舗から現代風足袋 足のむくみや外反母趾を軽減 「こたび」「くるたび」発売

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日本の足袋が、現代の普段使いのアイテムとして開発され話題になっている。1861(万延2)年創業の老舗足袋メーカー・「ゑびす足袋本舗」(エビス株式会社:大阪市中央区)が、金具を使用しないくるぶし丈の「くるたび」、土踏まず丈の「こたび」を発売した。

「くるたび」は、もともと江戸時代に舟遊び用のオシャレ足袋として履かれていた足袋を現代版に改良。金具の代わりにサイドにゴムを使用した。一方「こたび」は普段履き、ヨガ・ピラティス、サンダル・下駄、外反母趾(ぼし)防止用として開発、かかととつま先をカットした。

和装以外でも履くことができ、「今までにない、オシャレで、健康に役立つ足袋を作る」ことをコンセプトに開発された足袋は、靴下よりも脱げにくく、足のむくみや外反母趾を軽減する効果もあるという。また、足の親指と他の4本指が分かれることで自然に指先に力が入り地面をつかみ立ちできるため、足裏の筋力を鍛え、全身の血流が良くなる。これにより、腰痛や冷え性を防ぐことにもつながるそう。さらに、足の甲と足指の付け根にあるツボが刺激され、ストレスや疲労を癒やす働きもあるそうだ。

同社は江戸時代から足袋作りを一貫して行う。日本国内の生産で品質管理と高級化を徹底し、開発にも取り組む。2015年にはアンテナショップも開設。

商品の詳細はwww.ebisutabi.co.jp/参照。

(2018年10月27日号掲載)

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