ブルックリンの会場に140人、大盛況で幕
ジャズと日本文化のコラボレーションを通じ、より深い国際交流をめざすNYJWJC(NY Japanese Women Jazz Composers、代表・垣谷明日香・宮嶋みぎわ・大城奈緒美)が14日、日本人女性ジャズ作曲家5人による初のコンサートをブルックリンのシェイプ・シフター・ラボで開催。会場には約140人の観客が集い、大盛況のうちに幕を閉じた。
吉川元偉国連大使「本当に素晴らしい」
5人は指揮や演奏で代わる代わるステージに現れ、オリジナル楽曲や日本の童謡をジャズ・アレンジした楽曲などを17人編成のジャズ・バンドと共に披露。来場した吉川元偉(もとひで)国連大使はスピーチで「日本政府は女性が活躍できる社会を目指しており、ぜひ総理大臣にも(このコンサートのことを)伝えたい。本当に素晴らしい」と述べた。
コンサートには「銘酒問屋 Wine of Japan 酒塾」塾長の木下雄大さんがセレクトした銘酒や六角陶房のリツコ・ムーアさんがこの日のために作成したオリジナルのぐい呑みも登場して、花を添えた。
来場者の米国人男性は「日本人の若い女性がこのような高いレベルのジャズ楽曲を作曲し、活躍しているとは今日ここに来るまで想像もしなかった。ニューヨークで活躍する一流音楽家を本気にさせ“彼女たちの曲はチャレンジングで片時も気が抜けない”と言わせる実力に脱帽だ。このコンサートが実施されたことには大きな意義があると感じた」と話した。
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5人そろって楽曲を披露する次の機会は3月29日「ストーン」にて、4月30日にはNYJWJCとしての2回目のコンサートを今回と同じシェイプ・シフター・ラボで実施する。
問い合わせはNYJWJC大城 jwjazzny@gmail.comまで。