米国への留学生97万4926人
10%増え過去35年の最高値に
国際交流や奨学生派遣などを取り扱うNPO団体の国際教育協会(Institute of International Education:IEE、本部ニューヨーク)は16日、リポートを公表。それによると、14~15年度の統計は米国外から米国内の総合大学・単科大学へ留学している学生の数が2013~14年度よりも10%増えて100万人近く(97万4926人)に達し、ここ35年の間で最も高い数字となった。
最も増加したのはインドとブラジルからの留学生で、最も急速な伸びを見せているのはラテンアメリカからの留学生だという。このうち、また同リポートでは米国から国外へ留学している学生の数も昨年度よりも5%増えていると報告しており、これは08年に経済が下向きとなって以降、最大値となっている。
地元紙によると、ニューヨークでもっとも留学生が多いのは、ニューヨーク大学、コロンビア大学、ニューヨーク州立大学バッファロー校、コーネル大学の順。