好評の「ライオンズ大学：大人の教養講座シリーズ」
日本から迎えた講師陣らを囲んで＝４月27日、ニューヨーク（撮影：工藤）
ニューヨーク日系ライオンズクラブ企画の「ライオンズ大学：大人の教養講座シリーズ」が４月27日、ニューヨーク日系人会館で開催された。同イベントは大盛況だった昨年の第２弾。前回同様、講師陣は大阪に本社を構える「株式会社ファーストブランド」（代表・河本扶美子氏）が組織する「マイベストプロ」（mbp-japan.com）のメンバーから選抜された４人をニューヨークに迎え、１～４時限のリレー形式でのセミナーが行われた。
１時限には、前回に続き２回目の登壇となった司法書士の山口里美さんが「モノと心を片づけて、人生100歳時代に備える！」を、２時限は「明日の自分を輝かせる５つのセルフ応援方法！」をテーマに心理カウンセラーのつだつよしさんが講演。昼休憩を挟んだのち、３時限には建築士の鈴木弘樹さんが「老後も楽に快適に暮らせる和の要素を用いたリフォーム」を、４時限は臨床心理士の三木潤子さんによる「心の目で自己を見つめるＮＡＩＫＡＮ（内観）エクササイズ」といったジャンルに富んだセミナーが繰り広げられ、受講者は熱心に耳を傾けた。
希望のセミナーを好きなだけ無料で受講でき、大人として「今後の人生をどう生きていくか」などのヒントが多く詰まった内容だけに、参加者からは「充実した時間だった」などの声が聞かれた。セミナー後は講師陣の著書やお土産の抽選会が行われ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
本社で行われた、本紙発行人・高橋克明によるセミナーの様子＝４月26日（撮影＝中沢）
また、イベント前日には講師陣が本紙編集部を訪れ、高橋克明・発行人が語るニューヨークのビジネス事情を聴講。講師らは自身の講演を前に、「クールジャパンという概念の見方が変わった。ニューヨークでビジネスを始める際に知っておくべき、目からうろこが落ちる話ばかりだった」と刺激を受けた様子だった。
（2019年５月４日号掲載）
