話題の振付師、MIKIKO率いる「ELEVENPLAY」、NY公演大盛況で幕

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劇場外に飾られた「discrete figures 2019」の公演ポスター=11日、ニューヨーク(撮影:中沢)

「恋ダンス」やPerfumeの振付師としても知られる、演出振付家のMIKIKOさん率いるダンスカンパニー「ELEVENPLAY(イレブンプレイ)」が、ライゾマティクスリサーチ(Rhizomatiks Research)、米メディアアーティスト兼リサーチャーのカイル・マクドナルド(Kyle McDonald)さんがタッグを組んだ「ディスクリート フィギュアズ2019(discrete figures 2019)」が8日から4日間、ニューヨークで公演を行なった。

同作は、ダンスと人工知能(AI)や機械学習、ドローンを取り入れたバーチャルの先端的な演出技術を融合させ、身体表現と数学という行為、そして数学によって生み出された体と生身の体の関わりについて描いたダンス作品。

2018年に発表した公演にマクドナルドさんが加わった最新作を、「ライブ・アイディアズ・フェスティバル」のヘッドライナーとして上演した。

今年はAIとアートがテーマとなった同フェスティバルを通じて、AIとパフォーマンスの関係を考察させる作品となった。

ニューヨークでの全4公演は全日盛況の人気を博し、11日午後には追加公演も行われた。

会場には多くのニューヨーカーが訪れ、初めて見る彼らの世界に魅了された。公演後はスタンディングオベーションが起き、観客から惜しみない拍手が送られた。

近日、本紙でMIKIKOさんのインタビュー記事を掲載予定。

(2019年5月18日号掲載)

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