〈新年あいさつ〉日米ソーシャルサービス(JASSI)理事長 青木 博

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新年明けましておめでとうございます

Aoki 皆様におかれましては健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
ニューヨーク市内や近郊に居住される方々の生活の質の向上を図るために1981年に発足した日米ソーシャルサービス(JASSI)は、お陰をもちまして昨年33周年を迎えるに至りました。無事に新年を迎えることができましたのも、皆様方の温かいご篤志の賜物とこの場をお借りしてお礼申し上げます。
さて、昨年は保険未加入者の医療機関へのアクセス増加を目標に、オバマケアに関するセミナーと情報提供、保険加入手続きの支援、無料がん検査の予約受付、無保険でも受け付ける医療機関の紹介など、適切な医療ケアへ繋がるサービスを日系コミュニティーの皆様に提供いたしました。
セミナーやがん検査のアンケートでは、多くの女性が無保険で、定期的に医療機関を受診していないことが判明しました。より多くの女性が医療の恩恵を受けられるよう、本年度も女性の健康に関する啓発活動や無料がん検査の予約受付など、医療福祉への取り組みに力を入れていく所存です。
JASSIでは今後も日系コミュニティーのより多くの皆様の生活の質の維持・向上を目標に、ホットライン、シニアプログラム、ケアギバーサポートプログラム、コミュニティーアウトリーチプログラムの4つの主要プログラムを通して、継続的な福祉サービスの提供・充実を図って参りたいと思います。
本年もご支援の程よろしくお願い申し上げます。年頭にあたり、皆様のご健勝とご多幸を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年1月1日号掲載)

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