【CLOSED】-〈ウチのイチ押し〉Le Périgord

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伝統的フレンチの味がこだわり

0509-21men-LePerigord_393-1024x640ミッドタウンの喧騒(けんそう)から離れ、静かな時間が流れる住宅街に「Le Perigord(ル・ペリゴール)」はある。昨年、創業50周年を迎えた老舗フレンチレストランは、国連にほど近く、ランチタイムには国連関係者がビジネスランチや会食に訪れることも多い。
レストランの扉を開けると、タキシードを着用したスタッフに出迎えられ、白いクロスと生花で彩られたテーブルへと通される。伝統と格式あるレストランながらも、クリス・ブリギュさんと、父のジョージさん、母のマリエ・テレーゼさんによる家族経営で、地元住民にも愛されているレストランだ。

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明るい色のインテリアと大きな窓が居心地の良さを演出

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つぼみのうちに収穫したズッキーニーの花にコクの有るトリュフソースをたっぷり付けていただく人気の「Zucchini blossom with truffle emulsion」も50周年記念メニューに含まれる

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家族で仕事をするのは誇らしいことと語る2代目のオーナーのクリス・ブリギュさん

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同店のこだわりは、「フレンチらしいフレンチであること」。「ニューヨークではとかく文化と文化をフュージョンさせて新しいものを作ることがクールだとされがちですが、同時に古いものをそのまま大切にするのも貴いことだと思うのです」とオーナーのクリスさん。料理に添えるパンの味さえも「伝統的なフレンチで提供する味にこだわっているのです」と話す。

特別コースで50年前のメニュー再現
昨年、創業50周年を迎えたことで、通常のメニューと並行して創業当初のメニューを再現した「50周年記念」コース・メニューの提供をスタートした。
「牛フィレ肉の包み焼き“ビーフ・ウェリントン”トリュフ・ソース」「鴨(カモ)のオレンジソース」などフレンチの伝統的な料理が味わえる5コースのプリフィックス・コースで、一人90ドル。受賞歴のあるワインが並ぶリストと一緒に楽しみたい。
貴重な50周年の祝賀期間を「古いものを大切にする日本の皆さまと共に楽しめればうれしいです。ぜひおいでください」とクリスさん。
パーティーなどの企画には、特別ケーキを用意することも可能。プライベートルーム(定員25人)だけでなくメーンルーム(着席100人まで)でのパーティーも可能だ。
「50周年記念」コースは2日前までに要予約。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年5月9日号掲載)


Le Périgord
【住所】405 E 52nd St,(bet York & 1st Ave)NYC
【営業時間】(月―金)ランチ:正午〜午後3時、ディナー:午後5時半〜9時45分、(土・日)ディナーのみ:午後5時半〜9時45分
【電話】212-755-6244
【ウェブ】www.leperigord.com

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