旭化成 ヘーベルハウスが提案
海外駐在員や、将来的に引き揚げを考えている在日本人の帰国後の住まいづくりをサポートするために設立された、旭化成のヘーベルハウスの「海外ハウジングセンター」。
1986年の設立以来、多数のクライアントから注文を受け、帰国後の新生活のスタートをバックアップしてきた。今回は同センター営業担当の木内博さんに、実際の契約までの流れや、同社建物の安全性、よくある質問などについてお聞きしました。
遠隔からでも安心!
海外在住者のために作られた「海外ハウジングセンター」では、「問い合わせから、一時帰国時のモデルハウスの見学、住宅ローンの申し込みなど、全てのサポートを同じ担当者が担当します」。 そうすることで、日本と米国と離れていても遠隔でのやりとりを安心して任せられる関係性を築けるのだという。
低金利の日本の住宅ローンを米国滞在中に利用!
「ケースによって異なりますが、家族で帰国する場合、進学のために子どもが先に帰国する場合、帰国せずに実家を建て直す、など利用者のニーズに合わせたローンを提案いたします」。住民票に代わる在留証明や印鑑認証に代わる拇印証明が必要になるなど、タイミングが重要となる書類関係の対応も、専任スタッフが細やかにサポートしてくれる。
いつから住まいづくりをする?
建物の工期は一般的に4~5カ月かかり、その前にプランや資金、各行政庁への確認申請などがあるため、1年くらい前から準備をすることを勧めている。帰国に合わせて入居する、帰国してから着工する、海外在住のまま日本に住宅を建てる、などケースによって異なるため、必要に応じた対応をしている。
どのタイミングで家を買う?
デフレ対策として日本銀行が導入している「マイナス金利政策」は借り入れの際の金利が下がるため、家を建てたい人にとっては得。「いずれ景気が回復すれば政策も変わる可能性が高いので、ローンを組むのは今のタイミングがオススメです」。このような状況もスタッフが熟知している。
細かい相談はどうやって?
電話やスカイプ、Eメール以上の打ち合わせをしたい人にオススメなのは「海外プレゼンテーションパック」(10万円)。2回の出張打ち合わせや、CG(コンピューターグラフィックス)を利用した外観、内観パース(透視図)のイメージプレゼンテーション、実際の日当りや通風を確認できる住環境シミュレーションソフトの利用などが受けられる。
詳細はgoo.gl/qz5I2u参照。
海外ハウジングセンターの主な役割
◇契約前◇
・カタログ・情報の提供
・建設地の諸調査・設計・見積もり・資金計画の提案
・海外での住宅相談会・セミナー開催
・出張による顧客との打ち合わせ
・その他、住まいに関する調査報告など
◇契約後◇
・設計・インテリア・資金計画など詳細な打ち合わせ
・ローンなどの手続き代行
・その他、諸手続きの代行や案内
・工事中の近隣対策やの進捗(しんちょく)状況の定期的な報告など
ヘーベルハウスの施工エリアは、関東1都6県、山梨県、静岡県、東海、中京、京阪神、岡山県、広島県、福岡県、佐賀県を中心としたエリア。「土地が必要な場合は、旭化成不動産レジデンスを通して、探すなどのサポートをいたします」
ヘーベルハウスの実例
ヘーベルハウスの実例を紹介する公式サイト(goo.gl/xkWN1E)では、〈実例から選ぶ〉〈くらし方から選ぶ〉〈商品から選ぶ〉の三つの項目から、住まい心地を考え抜いた提案を紹介している。
◆テーマから探す
▼共働き子育て家族の住まい▼限られた敷地を有効に生かした3階・4階建て▼家族がつながる二世帯・多世帯の暮らし▼家事・子育てをもっと楽しむ など
◆くらし方から選ぶ
▼限りある2階建て4層/5層空間▼吹抜け・中庭・屋上のある暮らし▼上質な空間を演出する収納▼子供がのびのびと育つ家▼ペットと暮らす など
災害に強い家づくりを
「地震、台風、豪雨、竜巻、土砂崩れなど、大規模な災害が各地で起こる日本で、自然の猛威と対峙(たいじ)していく必要があります」。
昨年9月に起きた茨城県常総市、鬼怒川堤防決壊などによる水害では、同地に建つヘーベルハウスがその洪水に耐え抜きニュースになった。家づくりにおいて重要になってくる“災害に強い家”づくりにも同社は力を入れている。
詳細
■公式サイト:www.hebel-kaigai.com(※ヘーベル、海外で検索)
■問い合わせ:kiuchi.hc@om.asahi-kasei.co.jp(担当:木内)
※カタログ請求「基本カタログセット」「二世帯住宅総合カタログ」「テクノロジーカタログ」「賃貸併用カタログ」はEメール、またはホームページで
※「NEW YORK ビズ!を見た」と言って申し込めば、「海外プレゼーションパック代金」は先着3人まで無料
(2016年9月24日号掲載)