福田千尋バイオリン教室で発表会
ミッドタウンのミチコ・スタジオで5月21日、福田千尋バイオリン教室による春の発表会が行われた。生徒数の増えた同教室では、福田先生に加え、ロビン・クィネットさんが生徒のレッスンを担当している。
4歳から10歳の生徒、10人がそれぞれに磨き上げた独奏を披露。さらに、発表会として初の試みとなった合奏演奏も行われた。バイオリンはオーケストラ楽器であるため、この楽器を習う生徒らにグループで演奏する機会を設けてあげたいという福田先生の思いから、今回の発表会で合奏が企画された。
生徒はそれぞれにモーツアルトやスズキの合奏曲のパートを事前に練習し、発表会前に3回の合同練習に参加した。レベルの違う生徒を一つの合奏曲でまとめるのは簡単なことではないというが、互いの音を聞きながら合わせて演奏し、美しいハーモニーを奏でた=提供写真。
(2017年6月3日号掲載)