〈コラム〉中川扶二夫 「逃げない、がKeyword」第7回

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正当な報酬を目指す

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相田みつをさんの言葉

正当な報酬とは一体何なのでしょう?
正当な報酬=給料の額ですか?
「正当な報酬」とは「良い会社を社員へ提供する事」だと思います。良い会社にする事が、社員にとって一番の報酬につながるのです。
私の思う良い会社とは
(1)自分の夢が達成できる会社
(2)自分を成長させてくれる会社
(3)自分を正しく認め評価してくれる会社
(4)競合他社と戦う力を持ち、人間関係があり、社員の成長と共に発展していく会社
(5)同業他社よりも給料が多い会社
このような条件を満たす会社を作りたいですね。では、そのような会社は誰が作るのでしょうか? それは社員一人一人なのです。そして働く社員一人一人の力が、より強い良い会社へと導いていくのです。
それでは自分の力をより強くするためにはどうするべきか。それは、人生において何をするにしても「自分で何をすべきか考え、それを実行できる人」になることが大事なのです。

◇ ◇ ◇
先月の参議院選挙の投票率は約53%でしたね。果たしてこれで良いのでしょうか? 政治はその国を左右する大事なものです。高額な税金を使って成り立つ政治を他人任せにして良いのでしょうか? 投票しなかった人は、政治は誰かが作った料理のように、「美味しいね」とか「不味い、もっと美味しい食事を作れ」と苦情するだけのお客様になってはいませんか? 政治も会社も、そして人生も、自分自身で創るものです。人生を創ってもらうお客様になるのでなく、人生を創る側になってくださいね。決して人生のお客様になりませんように。
(次回は9月第4週号掲載)

〈プロフNakagawaィル〉 中川扶二夫(な かがわふじお) 広島県出身。1988年にニューヨークに一人で渡り起業。在ニューヨーク25年。この間にアムネットをはじめ八つの会社(18拠点)を日米で立ち上げる。成功よりも失敗を肥やしに独自の「家族型経営」が世界で通用するかをチャレンジしている。現在、異業種進出を含め、アジア、南米、欧州へ の進出を計画中。

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