全校で「こどもの日」祝う
日本の年中行事を体験
4月27日から5月6日にかけて、ニューヨーク育英学園の各部門で、「こどもの日」イベントが行われ、学園中に大きく豪華な「まごい」「ひごい」「ふきながし」が飾られた=写真。
最初は「日曜日は日本語で遊ぼう」での「こどもの日」イベントが行われ、日ごろ日本の文化にあまり接していない入園前の子供たちが、保護者とともに、こいのぼりの制作に挑戦、初めて自分で作った作品に子供たちは大興奮した。
5月3日には育英サタデースクール3校(ニュージャージー校、ポートワシントン校、マンハッタン校)で、4日は育英サンデースクールとマンハッタンのフレンズアカデミーウイークエンドスクールで、「こどもの日」にちなんだ話を聞いて柏(かしわ)餅を食べたり、先生たちと相撲をとるなど、にぎやかな集いが各校で実施された。
5日の「こどもの日」当日は、全日制幼児部の園児らが一堂に集まった。各クラスの園児らは、それぞれ工夫した創作こいのぼりを披露しあい、岡本徹学園長の話や紙芝居で「こどもの日」について学んだ後、本物の「柏餅」をみんなで食べ、端午の節句を祝った。一口でぺろりと平らげる子、「いい匂い」と柏の葉を土産に持ち帰る子など、それぞれが日本の年中行事を体験する良い機会となった。(「WEEKLY Biz」2014年5月10日号掲載)〈情報・写真提供〉ニューヨーク育英学園 www.japaneseschool.org