小学部「ハーモニーバスケット」
コンサート鑑賞会、和やかに
ニューヨーク育英学園全日制部門の小学部で5月2日、フォートリーの女性コーラスグループ「ハーモニーバスケット」を招いてのコンサートが盛大に行われた=写真。
その日の小学部は「一日英語の日」とあって、英語の歌を中心にスタート。米国の第二の国歌と呼ばれる「アメリカ・ザ・ビューティフル」に始まり、映画「サウンド・オブ・ミュージック」から「マイ・フェイバリット・シングス」、「メリー・ポピンズ」から「スプーンフル・オブ・シュガー」と続いた。コンサートは、幼児を抱きかかえながら歌う団員がいるなど、アットホームな雰囲気で進行した。
子供たちは、ディズニーのアトラクションで有名な「イッツ・ア・スモールワールド」を合唱団と一緒に英語と日本語の歌詞で歌うため、練習を続けてきた。その成果から、本番では高音と低音のコントラストが見事に効いたハーモニーが奏でられた。最後には、子供たちが「サンキューマム」という米国の伝統的な歌を英語で合唱団へ披露。子供たちのひたむきで一生懸命に歌う姿を見て、思わず涙ぐむ団員の姿も見られた。(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2014年6月21日号掲載)
〈情報・写真提供〉 ニューヨーク育英学園 www.japaneseschool.org