〈ホテル紹介〉「シャングリ・ラ 東京」 贅沢な癒やしの世界を東京駅隣接で堪能

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プレミアルーム(Photographer: Nick Tortajada)

香港を拠点とするシャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツが日本初のホテルとして2009年3月に開業した「シャングリ・ラ 東京」。東京駅に隣接する37階建ての複合ビル、丸の内トラストタワー本館の最上階11フロアを占め、ホテルからは西側に丸の内から皇居、新宿方面、晴れていれば遠く富士山まで、東側には東京湾から東京スカイツリーまでを広く見渡すことができる。東京駅日本橋口より徒歩1分、皇居、日本橋地区、丸の内ビジネス街へは徒歩圏内、そして銀座までは車で5分という交通至便な立地環境に立つ。

シャンデリアがきらめく静粛な館内

シャングリ・ラのDNAとも言われる大階段

シャングリ・ラのDNAとも言われる大階段

総客室数200のホテル内には、2つのレストラン、イタリア料理ピャチェーレ、日本料理の老舗なだ万に加えて、ラウンジ&バーザ・ロビーラウンジが併設されている。また、5つのトリートメントルームと東京で最大規模のスパスイートを備えるChiスパは、古代中国より伝わるヒーリングセラピーを提供している。

ホテルの内装デザインは、カリフォルニア州サンタモニカを拠点にしたハーシュ・ベドナー・アソシエイツが担当。シャングリ・ラのDNAとも言われる大階段、シャンデリア、上質な絨毯(じゅうたん)に加え、内装には日本的エッセンスが加えられている。
また、館内には日本や中国の作家による絵やガラス、陶芸、刺しゅうなどの作品約2000点が点在し、またさまざまなデザインのシャンデリアも配され、滞在者を楽しませている。

輝かしい受賞歴は一流の証明

ロビー

ロビー(Photographer: Nick Tortajada)

「シャングリ・ラ 東京」は、2018年から22年まで5年連続で一流のホスピタリティを格付けする世界有数のトラベルガイド「フォーブス・トラベルガイド」のホテル部門で五つ星を獲得している。19年には、米国の富裕層向け旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」による東京のホテルトップ10で2位を、米国大手出版社コンデナスト社の旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー」が選出した21年日本のトップ10ホテルランキングでは4位に選ばれている。受賞歴は30以上に及ぶ。数々の輝かしい受賞歴は一流の証明と言える。

都内最大級規模の広さを誇る客室

東京都心の絶景が望める全てのスイートは都内で最大級の50平方メートル以上の広さを誇り、31階から37階に位置している。
非日常へと誘うラグジュアリーさと落ち着きのあるくつろぎの雰囲気が共存した客室で、特別なひとときが過ごせる。各スイートは、アートワーク、絨毯、家具など細部にまで美が施され、贅沢(ぜいたく)な癒やしの世界へと誘う。
それぞれのスイートは、サイズからデザインまで豊かな個性に富みながらも、どの部屋も凛(りん)とした伝統美と近代のダイナミックな感性で存在感を放つ。
中でも36階のプレジデンシャルスイートは269平方メートルの広さに加え、2フロア分の高さがあり、広々とした空間でゆったりと過ごすことができる。

エグゼクティブスイート  広々とした空間に自然光が差し込むベッドルームとリビングルームが独立したスイート
プレミアスイート  ベットルームとリビングルームが独立、スタイリッシュなアパートメントの雰囲気を漂わせる。ジャグジー設置
シャングリ・ラスイート  広々としたリビングルームとキッチンを備えたダイニングルームと、非日常的な贅沢な空間が広がる。都心の夜景を一望できるベッドルームからはウオークインバスルームが備わっている
プレジデンシャルスイート  天井高6メートル超えの開放感あふれるリビングルームとダイニングルーム。キッチンやパウダールームが完備されペントハウスのような空間。東京の絶景が望めるジャグジー付きバスタブ付き

スタミナチャージが叶う夏の限定メニューを提供中

「ピャチェーレ」の店内

「ピャチェーレ」の店内(Photographer: Nick Tortajada)

現在、アジアのスパイシー料理や冷製タリオリーニのランチコース、溶岩石グリルブランチなど、涼を得たりスタミナチャージが叶(かな)うメニューを提供している。8月31日まで。
◇ ◇ ◇
ラウンジ&バー「ザ・ロビーラウンジ」では、食欲が減退しがちな暑い時期も冷たい喉越しで食べやすい「カレーラクサ/冷やしラクサ」(2750円/税込み)はじめ、ココナッツミルクのマイルドな味わいが特徴の「チキングリーンカレー」に、赤唐辛子を使い深さと複雑さがある「シーフードレッドカレー」や「ビーフベジタブルカレー」を提供。(共に3080円/税込み)
◇ ◇ ◇
イタリア料理「ピャチェーレ」では、3種の冷製タリオリーニが選べる「ランチコース」(6050円~)を提供。トマト&バジルのソースに甘エビ、ムール貝などのシーフードと、フレッシュチーズ、パルマハムと桃の組み合わせが絶妙な桃のタリオリーニ、パルミジャーノたっぷりのボロネーゼの3種から好きなパスタが選べる。
「溶岩石グリルブランチ」(7480円~)は、高温の溶岩石で表面を炙(あぶ)り、内側はしっとりと焼きあげメインの肉やシーフードに、前菜、スープとパスタまたはリゾットが付いた夏限定のコースメニューだ。

「ピャチェーレ」では自然でシンプルなコンテンポラリー・イタリアンと400種類にも及ぶコレクションからワインやシャンパンが楽しめる。「ザ・ロビーラウンジ」では、昼間はアフタヌーンティーで優雅な時間を、また夜にはバーラウンジとして東京の夜景とともにカクテルタイムを過ごせる。

「ピャチェーレ」で提供されるイタリアン

「ピャチェーレ」で提供されるイタリアン

さまざまな医療補償で安心の滞在
海外旅行者向け「新型コロナウイルス緊急医療保険」
12月31日まで

同ホテルでは、海外からの宿泊者が無料で受けられる「新型コロナウイルス緊急医療保険」を提供している。(12月31日まで)
AIG社の保険により提供される主な補償には、滞在中に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陽性と診断され、医療的に必要で合理的な費用に対する最高18万4000ドルまでの救急医療費補償が含まれている。加えて、COVID-19が原因の医療上の理由で滞在を延長する場合の宿泊費(部屋代のみ)および渡航費の補償も含まれている。
宿泊者が滞在中にCOVID-19と診断された場合、専任のAIGカスタマーサービスチームに相談でき、24時間体制の緊急旅行アシスタンスサービスも利用できる。
同ホテルの安全基準や予防対策については以下サイト(www.shangri-la.com/group/shangrila-cares)参照。

シャングリ・ラホテルズ&リゾーツ

香港を拠点とするシャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツは、アジア太平洋地域を代表する高級ホテルグループ「シャングリ・ラ グループ」。現在、世界75カ国で100を超えるホテルを所有および運営管理している。現在、オーストラリア、カナダ、中国、香港、台湾、フィジー、フランス、インド、インドネシア、日本、マレーシア、モーリシャス、モンゴル、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、スリランカ、オマーン、タイ、トルコ、アラブ首長国連邦および英国など世界中でホテルを運営し、ホテルおよび複合施設開発プロジェクトをオーストラリア、バーレーン、中国、カンボジア、インドネシアおよびサウジアラビアで進めている。

■情報
「シャングリ・ラ 東京」
【住所】東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館
【電話】81-3-6739-7888
【ウェブ】www.shangri-la.com/jp/tokyo/shangrila/

(2022年7月2日号掲載)

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