「レモイン歯科」、日本人患者を治療して25年以上

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神経治療や審美歯科も受け付け

〈歯科〉スティーブ・ハン先生/マリ・ハン先生

 
マリ・ハン先生(左)とスティーブ・ハン先生
 

この秋に開院10年目を迎える、レモイン歯科。ニュージャージー、フォートリーに位置するこの歯科医院で、多くの日本人患者から信頼されているのが、歯科医で経営パートナーのマリ・ハン先生とスティーブ・ハン先生だ。2人は実の姉弟で、25年以上、日本人患者を診療してきた。
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マリ先生は台湾で生まれ、家族と日本に移り住んだのは幼稚園の時で、中学校までを京都で過ごした。一方、弟のスティーブ先生は京都生まれ。「日本での楽しい思い出はたくさんあります」とマリ先生。日本で10年を過ごし、1972年に家族で来米。マリ先生もスティーブ先生もそれぞれ別の大学で歯科学を学び、違う歯科医院でキャリアを積んだ後、同じ歯科医で働くようになり、2006年10月、2人で独立し、レモイン歯科医院を開院した。
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2人には常に心掛けていることがある。「日本人の患者さんは帰国される方が多いですが、日本に帰ってからも、患者さんが毎日できるホームケアの重要性を、在米中にお伝えするようにしています」とマリ先生。「患者さんとのコミュニケーションを大切に」するからこそ、日本語で治療や説明、アドバイスをして患者からの信頼を得ているという。また、最近では乳歯について相談されることが多いという。「お子さまが何歳になったら連れてくればよいかをよく聞かれます。乳歯だからと放っておくと、連れてきたころにはもう虫歯だらけということも。乳歯でも虫歯予防は必要なので、歯が生え始めたら来診されることをお勧めしています」。さらに母子手帳への記入も行っているそうだ。歯に関する疑問に幅広く答えてくれる同医院では一般歯科だけでなく、神経治療や審美歯科も受け付けている。専門医を紹介する場合もあるが、その際も日本語でサポートが可能。


〈情報〉レモイン歯科
【電話】201-947-3777【住所】2460 Lemoine Ave, Suite 101, Fort Lee, NJ 07024

(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年6月27日号掲載)

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