〈歯科〉歯のためにインプラント治療を推進
 シュー・ピン・ロー医師（左）と医院の運営を手掛けるマイケル・ムイさん |
| Shu Ping Rong, DDS P.C. ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校でバイオ・ケミストリーを先攻。ストーニー・ブルック大学歯学大学卒業後、マウント・サイナイ・クイーンズ・ホスピタル・センターでレジデンシーの歯科医としてのキャリアをスタート。現・米国歯科医師会、ニューヨーク州歯科学会、ニューヨークカントリー歯科学会、歯科医師協会の会員 |
インプラント・歯周病ケア・歯科矯正を中心に、総合的な歯科サービスを提供するシュー・ピン・ロー歯科医院。2011年の開業以降、２歳から100歳と幅広い患者層に利用されている。同院が推進するインプラント治療について、シュー・ピン・ロー医師にお話を伺った。
失った歯を蘇らせる三つの方法
（１）「局部床義歯（きょくぶしょうぎし）」Removal Partial Denture
自身の歯に入れ歯（メタルクラスプ）、あるいは精密アタッチメントという器具を取り付ける方法です。
しかし、歯のない周辺の歯に負担がかかったり、歯のない部分の骨が痩せていくといったデメリットがあります。
（２）「固定性ブリッジ」Fixed Bridge
失った歯の両隣の歯を削り、３本の固定式のブリッジを取り付ける方法です。しかし、歯根神経を抜かなければならない場合やブリッジにより、健康な歯に負担がかかるといったデメリットがあります。
 「局部床義歯（きょくぶしょうぎし）」Removal Partial Denture |
 「固定性ブリッジ」Fixed Bridge |
 「デンタルインプラント」Dental Implants |
（３）「デンタルインプラント」Dental Implants
歯やブリッジの代わりに、チタンで作られた人口歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人口の歯を作製して取り付ける方法です。
この治療法は、局部床義歯や固定性ブリッジを用いた治療のように健康な歯を削らなくてよく、半永久的なためメリットが大きいでしょう。さらに、歯を健康に保ち、歯科疾患のリスクを減らすため、弊院では一番より良い治療として推進しています。
隣接する歯に影響を与えることなく１本以上の歯を置き換えることができ、虫歯のリスクを下げることができます。また自然な出来上がりのため、自己のイメージ向上させるつながります。
幅広い治療を行う
同院では、インプラントをはじめ、歯肉炎治療、インビザライン、審美歯科、レーザー治療、歯根神経治療、クラウン・ブリッジ、義歯、ベニア、レーザーホワイトニング、小児歯科、救急処置、歯周病治療、全顎的治療や矯正治療ほか、幅広い治療を行っている。「何がベストな処置かは、患者さんそれぞれで違うもの。気軽に相談してください」とシュー医師。
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また現在、インビザライン治療を受けると、ホワイトニングが１年に一度無料で受け続けられるキャンペーンを行っている。
各種治療の費用もなるべく手ごろな価格で受けられるよう、配慮している。詳細は問い合わせを。
〈情報〉
Shu Ping Rong
【住所】128 Mott St, suite 507, NYC（bet Grand & Hester St）
【時間】月―土 午前10時～午後６時、水 午前10時～午後３時
【電話】212-226-6368
【ウェブ予約】www.zocdoc.com/dentist/shu-ping-rong-dds-27820【ウェブ】www.drrongdds.com/
※www.yelp.com、www.yellowpages.comで同院を検索すると、利用者のレビューが閲覧できる。
（「WEEKLY Biz」（ニューヨーク）2014年10月４日号掲載）
