外出制限によりオペラやブロードウェイの劇場に足を運ぶこともなかなかできない今、デジタルテクノロジーを利用した新たなエンターテイメントの楽しみ方が誕生しそうです。
「ワシントン・ナショナル・オペラ」や「ヒューストン・グランド・オペラ」などで活躍する著名な作曲家であるカマラ・サンカラム(Kamala Sankaram)氏は、テレビ会議アプリのZoomを利用した世界初のオペラ作品を発表し、4月24日にZoomでライブストリーミング上演します。
同作品は、台本作家のロブ・ハンデル(Rob Handel)氏とともに製作された「ALL DECISIONS WILL BE MADE BY CONSENSUS」(すべての決定はコンセンサスによって行われる)と題した15分のオペラで、Zoomを利用した実験的な構成に加え、「さまざまなスタイルを持つ活動家たちのZoom会議」をテーマにした不条理なコメディ作品となっています。
監督はクリスティン・マーティン(Kristin Marting)氏が務め、ボーカリストのポール・アン(Paul An)氏やザッカリー・ジェイムス(Zachary James)氏、スペシャルゲストのジョエル・マーシュ・ガーランド(Joel Marsh Garland)氏ら豪華キャストに加え、カマラ氏本人も出演。
ライブ配信は4月24日午後1時、25日午後7時、26日午後3時の計3回で、Zoomの他にも、プロジェクト参加している「HEREアーツセンター」のフェイスブック(www.facebook.com/hereartscenter/)上でも同時ストリーミング配信されます。
Zoomのリンクなどの詳細はフェイスブックページ(www.facebook.com/events/695839284558301/)で確認できます。
普段なかなか行くことのできないオペラを、自宅でくつろぎながら気軽に鑑賞できるチャンス。ぜひチェックしてみてください!