アパホテル、自治体への一棟借り上げ方式により一部ホテルで新型コロナウイルス軽症者らを受け入れ

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感染拡大防止対策も強化

アパホテルネットワークとして日本全国に最大656ホテル10万1402室(建築・設計中、海外、FC、パートナーホテルを含む)を展開するアパホテル株式会社(本社:東京都港区赤坂3丁目2─3、社長:元谷芙美子氏)は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本最大級のアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉(2311室)や、都内最大級のアパホテル&リゾート〈両国駅タワー〉(1111室)などを含む一部ホテルで、無症状者および軽症者の受け入れを行っている。

軽症者を受け入れるアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉のロビー風景

軽症者を受け入れるアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉のロビー風景

自治体によるホテル一棟借り上げ方式で対応し、感染していない一般宿泊者と軽症者等の宿泊は同時に受け入れない。

受け入れ先ホテルは以下の計7施設。(5月27日現在)
(1)日本最大級 アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉(2311室:横浜市中区)
(2)アパホテル〈さいたま新都心駅北〉(223室:さいたま市大宮区)
(3)アパホテル〈大阪肥後橋駅前〉(853室:大阪市西区)
(4)アパホテル〈佐賀駅前中央〉(237室:佐賀県佐賀市)
(5)アパホテル〈福島駅前〉(362室:福島県福島市)
(6)アパホテル&リゾート〈両国駅タワー〉(1111室:東京都墨田区)
(7)アパホテル&リゾート〈札幌〉(903室:北海道札幌市)

加えて、同社では新型コロナウイルス感染拡大を防止し、安心・安全な滞在を提供するため、社内に衛生検査組織を発足し、ホテルごとに特別衛生検査官を配置。清掃の強化や最先端のITの導入などにより実践的な衛生維持管理も行っている。

◆衛生基準の強化◆
(1)従業員出勤時のうがい・手洗い、薬剤を使用した消毒、マスクの装着など基本的な対策の徹底
(2)ホテル入り口・フロントカウンター、レストラン入り口などにお客さまが使用できる消毒液を設置
(3)フロントカウンターに飛沫飛散防止用衝立(ついたて)を設置
(4)共用部、客室内ともに複数の人が手を触れる場所の頻度を上げた除菌(エレベーターのボタン、フロントカウンター、ドアノブ、テレビリモコンなど)
(5)アパホテル公式アプリ「アパアプリ」上での事前チェックイン(アプリチェックインプラス)の促進および自動チェックイン機(電子決済にも対応)の導入によるスピーディなチェックイン
(6)ルームカードキーを投函(とうかん)するとリアルタイムでチェックアウト処理が自動で行われるエクスプレスチェックアウトポストを設置(追加精算がない場合、チェックアウト時のフロント立ち寄り不要)
(7)一部ホテルと今後の開業ホテルにおいて、空気中の花粉、カビ菌などやウイルスを無効化し、室内の脱臭効果もある「ナノイーX搭載エアコン」を導入

アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉におけるウインドーイルミネーション。医療従事者や感染者へのエールを送る「HOPE」が映し出された

アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉におけるウインドーイルミネーション。医療従事者や感染者へのエールを送る「HOPE」が映し出された

「新型コロナウイルスに負けるなキャンペーン」も開催中

また、アパグループ創業50年目記念企画として、創業日である5月10日から6月30日までの期間限定で、全国のアパホテルに特別料金で宿泊できる「新型コロナウイルスに負けるな キャンペーン」を「アパ直(アパホテル公式サイト・アパアプリ)」限定で開催している。

「アパ直」から「新型コロナウイルスに負けるな キャンペーン アパ直限定素泊まり2500円プラン」を予約することで、シングル1室1泊2500円(税・サービス込み)の特別料金で宿泊が可能となっている。

テレワークでの利用や長時間通勤による感染リスクの軽減など、幅広い用途で利用できることを目的に、テレワーク利用を想定した「テレワーク応援 日帰りプラン」「テレワーク応援5日連続プラン」も販売中。

全客室は、Wi─Fi接続サービスや有線LAN接続サービスを無料で利用でき、テレワークに最適な環境を提供している。「新型コロナウイルスに負けるな キャンペーン アパ直限定素泊まり2500円プラン」の滞在可能時間は、チェックイン日の午後3時からチェックアウト日の午前11時まで、清掃は滞在中4日に1回。

【アパホテル公式サイト】www.apahotel.com

(2020年6月6日号掲載)

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