在ニューヨーク日本国総領事館が配信した情報
【お知らせ】
○当館が管轄している各州(ニューヨーク州,ニュージャージー州,ペンシルバニア州,デラウェア州及びウェストバージニア州)が講じている措置や生活・ビジネス関連情報等について,当館HP上にまとめました。今後も随時更新予定です。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/states.html
○米国での滞在期限の延長について
・I-94や査証免除プログラム(VWP)を利用した短期滞在の方の滞在許可期間の延長については以下をご参照ください。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/stayintheus.html#I94
【トランプ大統領とクオモNY州知事の会談】
・本4月21日午後,クオモNY州知事はホワイトハウスでトランプ大統領と会談し,コロナウイルス感染症の検査への協力や連邦政府の州への財政支援につき議論しました。クオモNY州知事とトランプ大統領は,NY州のコロナウイルス検査数を現在の1日2万検査から4万検査に倍増するために協働していくことに合意しました。また,トランプ大統領は,クオモ州知事の連邦政府による各州への財政支援の要請に理解を示しました。
◎(NY州)クオモ知事のメッセージ
・本4月21日にクオモNY州知事が発信したメッセージは以下のとおりです。
– 州全体では総入院者数(1万6076人),1日の入院者数(1302人)等の指標は引き続き減少。
– 昨4月20日の死者数は481人と2日連続500名を切ったが,引き続き高い水準である。
– 州内の状況は地域ごとに異なる。今までの改善を損なわない(Do no harm)ために,人工呼吸器や医療器具を地域間で融通する(Surge + Flex)とともに,検査数を拡大していく。
– これまで緊急手術以外を禁止してきたが,病院によっては患者が少なく従業員を解雇しているケースもあるので,事態が安定してきたことに伴い,4月28日より,以下の地域を除いて,郡内の総ベッド数に25%以上の空きがある場合,且つ,過去10日間の期間,郡内のコロナウイルス感染者の入院者が10名以下の場合に限り,選択的に手術をすることを認めることとする。また,手術を受ける患者は,コロナウイルス検査で陰性の反応を得る必要がある。
(引き続き手術ができない地域)
・NY市,ナッソー郡,サフォーク郡,ウエストチェスター郡,ロックランド郡,ダッチェス郡,オレンジ郡,サリンバン郡,イェーツ郡,オルバニー郡,スカイラー郡,ウルスター郡,エリー郡,レンセラー郡,クリントン郡
– 検査について,州内に211ある研究施設が検査機器を使って検査を行うためには,Roche等の検査機器の製造会社の検査薬品等が必要となるが,それを十分に確保するには国際的なサプライチェーン上の制約(多くは海外から調達)があるため,この分野では連邦政府に主導を取ってもらいたい。
– 再開については,州北部とNY市では状況が全く異なるので,地域別アプローチをとることとし,地域毎の感染状況のファクトとデータに基づいて決定を行う。NY州では62の郡が10の地域に分けられており,この地域毎に戦略を立てて再開を決定していく。
◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ
・本4月21日にデブラシオNY市長が発信したメッセージは以下のとおりです。
[メッセージ]
– 不足していた人工呼吸器について,NY市のイノベーターたちによって,食品医薬局(FDA)の承認を得た”Bridge”人工呼吸器が短期間で開発された。これを軽症の患者に対して用いることで,従来の人工呼吸器を重篤な患者に優先して使用することが可能となる。市は,3000台を1000万ドルで購入する予定で,1台あたり約3300ドルと従来の人工呼吸器(5万ドル/台)よりもはるかに安価である。開発者の方々に深く感謝申し上げる。
– 検査について,5地区それぞれに検査センターがオープンしており,今後も拡大する(現在は3600検査/週→来週に7000検査/週)。その地域の方々であれば予約不要でどなたでも検査を受けられる。詳細は311に連絡してほしい。
– 6月までのイベントを中止したことにより多くの市民が落胆していると思うが,私たちがこの試練に打ち勝つ日は必ず来る。その時には,救急隊員(First Responder)や医療関係者への感謝をこめて,紙吹雪が舞うパレード(Ticker Tape Parade)を開催する。
・検査センターの情報は以下のサイトの「Testing」の項目でご確認になれます。
https://portal.311.nyc.gov/article/?kanumber=KA-03288
◎(NJ州)マーフィー知事のメッセージ
・本4月21日にマーフィーNJ州知事が発信したメッセージは以下のとおりです。
– 新規感染者数の増加分は安定しつつある。また,ICUまたは人工呼吸器を必要とする患者数も急激な増加は見られず,落ち着きつつある。しかし,そろそろ,毎日の新規感染者数及びICUまたは人工呼吸器を使用する患者数が減少する傾向にならないといけない。引き続きの自宅待機,ソーシャル・ディスタンシングをお願いする。
– CARES Actの非対象者に対して,NJ州は民間の学生ローンの支払いに関する支援プログラムを用意しているので下記サイトで詳細を確認してほしい。
https://www.state.nj.us/dobi/index.html
【感染,予防等に関する情報】
1) 4月21日現在,当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。(カッコ内は前日の数)
・感染者数内訳(主なエリア)
○ニューヨーク州: 感染者数 251,690名(247,512名),死者数 14,828名(14,347名)
ニューヨーク市: 感染者数 139,325名(136,806名),死者数 10,301名(10,009名)
NY市の内訳
クイーンズ区: 42,822名(42,023名)
ブルックリン区: 37,694名(37,030名)
マンハッタン区: 18,699名(18,468名)
ブロンクス区: 29,989名(29,372名)
スタテン島区: 10,121名( 9,913名)
ウエストチェスター郡: 24,656名(24,306名),死者数 904名( 867名)
ナッソー郡: 31,079名(30,677名),死者数 1,717名(1,638名)
サフォーク郡: 28,154名(27,662名),死者数 918名( 887名)
ロックランド郡: 9,568名( 9,457名),死者数 297名( 286名)
○ニュージャージー州: 感染者数 92,387名(88,806名),死者数 4,753名(4,377名)
○ペンシルベニア州: 感染者数 34,528名(33,232名),死者数 1,564名(1,204名)
○デラウェア州: 感染者数 2,931名( 2,745名),死者数 82名( 72名)
○ウエストバージニア州:感染者数 914名(908名),死者数 26名( 26名)
○コネチカット州フェアフィールド郡: 感染者数 8,472名(8,320名),死者数 544名(512名)
○プエルトリコ: 感染者数 1,298名(1,213名), 死者数 64名(62名)
○バージン諸島: 感染者数 54名(54名), 死者数 3名(3名)
【領事窓口の業務日及び受付時間,マスク等の着用について】
◎在ニューヨーク日本国総領事館では,現在,以下のとおり領事窓口の業務日及び受付時間を短縮しています。
1) 領事窓口の業務日
月曜日,水曜日,金曜日 (除,休館日)
2) 受付時間
10:30-13:00(査証申請受付:12:00-13:00)
3) 電話受付
月曜日-金曜日(申請中の案件や既に対応中の案件は業務日(月,水,金)にお掛けください。)(除,休館日)
詳細はこちらよりご確認ください。https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/2020-03-30.html
4) 当館領事窓口のご利用にあたっては,感染リスクを少しでも軽減するため,マスク等を着用していただき,また,体調がすぐれない方におかれましては,体調が回復されてからご来館いただきますようお願いいたします。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
◎当館ホームページ上に新型コロナウイルス関連情報のページを作成しております。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/2020-refs.html
御不明な点がありましたら当館まで御連絡をいただけますようお願いします。(電話:212-371-8222)
■ 在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
TEL:(212)-371-8222
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