新型コロナウイルス関連情報(5月18日)

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【領事窓口業務の一時的変更及び予約制の導入のお知らせ】

◎本18日付の領事メールでもお伝えしましたが,以下のとおり5月22日(金)から領事窓口時間を延長するとともに予約制を導入いたしますので,ご来館予定の方におかれては,事前の予約をお願い申し上げます。

  1. 領事窓口の業務日
    月曜日,水曜日,金曜日(除,休館日)
  2. 受付時間
    1. 5月20日(水)まで10:30~13:00
      (査証(ビザ)申請受付:12:00~13:00)
    2. 5月22日(金)から(予約制開始)09:30~13:00
      (査証(ビザ)申請受付:12:00~13:00)
  3. 予約方法・電話番号
    以下の予約専用電話番号にお電話の上,予約を御願いします。なお,電子メール等による予約は受付けておりません。
    予約専用電話番号:(212)371-8222 内線486

詳細は以下リンク先をご参照ください。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/2020-05-18.html

◎当館ホームページ上に新型コロナウイルス関連情報のページを作成しております。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/2020-refs.html
ご不明な点がありましたら当館までご連絡をいただきますようお願いします。(電話:212-371-8222)


【州政府等による措置等のポイント】

(注)各州政府の措置等についても,できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが,ご自身に関係する事項については,米側当局が提供する情報に依拠してください。


◎(NY州)クオモ知事のメッセージ(5月18日)

  • 昨5月17日の総入院者数は5850人と2日連続6000人を下回り(35日連続減少),一日の入院者数(直近3日間平均)も373人と2日連続400人を下回った。また,同日の死者数は106人と7日連続200人を下回った。
  • 高齢者施設の入居者を保護することは重要であり,先週より高齢者施設の職員には週に2回のウイルス検査を義務づけている。州は高齢者施設の検査のためだけに3万5千件のウイルス検査を可能としており,州内の高齢者施設に対して32万の検査キットも送付する。検査の実施は高齢者施設の職員にとって大変なことだとは承知しているが,検査は必要不可欠である。
  • 再開について,現時点で7つの基準中6つを満たしているウエスタンNYは,必要な追跡要員は521人であるが,既に525人の追跡要員を確保しているので,明5月19日に再開することが可能となった。
  • 私は,主要なスポーツチームが無観客で試合を再開する計画を準備するよう奨励する。NY州は無観客試合の開催を支援する用意がある。
    • 各地域は,再開した後も全体のベッド数及びICUベッド数の70%以上確保されていること,毎月人口1000人当たり30人が検査を受けているか,10万人当たり30人以上の追跡要員を有しているか,感染率(実効再生産数)が1.1未満に抑えられているか,について毎日確認する必要がある。これらの指標は政治的でも個人的な意見でもなく,事実であり数学である。また,再開を進めるにあたり,ミネソタ大学のDr. Michael Osterholdとインペリアル・カレッジ・ロンドンのDr. Samir Bhattから,データや基準について科学的知見に基づいた専門的なアドバイスをもらう。
  • 再開とは,単なる経済社会活動の再開ではなく,目標を高く設定し,教訓から学び,よりよい社会を再創造していく(Build Back Better)ことであり,NY州にはその強さがある。それがNY州,そして米国の物語である。

◎(NY州)経済社会活動再開の関する情報

  • 州内10地域における7基準の充足状況(毎日更新)
    https://forward.ny.gov/regional-monitoring-dashboard
  •  本5月18日19時時点の各地域の充足状況
    *7基準全てを満たしている5地域

    1. セントラルNY
    2. フィンガーレイクス
    3. モホークバレー
    4. ノースカントリー
    5. サザンティア
      *6つの基準を満たしている2地域
    6. キャピタルリージョン
    7. ウエスタンNY
      *5つの基準を満たしている1地域
    8. ロングアイランド
      *4つの基準を満たしている1地域
    9. ミッドハドソン
      *3つの基準を満たしている1地域
    10. NY市

 


◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ(5月18日)

  • 再開について,今の指標の状況をみると何らかの緩和を行うのは6月前半となるであろう。
  • 本日新たに2か所のウイルス検査場が開設し,市内150か所以上でウイルス検査を受けることができる。詳細は以下のサイトで確認してほしい。
    *ウイルス検査のサイト:https://www1.nyc.gov/site/coronavirus/resources/covid-testing.page
  • 医療従事者及び救急隊員に対する14万件の抗体検査を開始する。病院,消防署等において,無料で検査を受けることができる。詳細は以下のサイトで確認してほしい。
    *市のサイト:http://health.questdiagnostics.com/cdc-serosurvey
  • 主に子供が感染するとされる川崎病に似た病気は,疾病予防管理センター(CDC)により「小児性多臓器系炎症性疾患(Multi-System Inflammatory in Children: MSIC)」が正式名称となり,新型コロナウイルスの関連疾患とされた。現時点で145人が発症しており,67人がウイルス検査又は抗体検査で陽性となった。予防には,清潔に保ち,鼻と口を覆い,他社と一定の距離を取ることが重要である。子供に以下の症状がみられた場合は直ちに医師と連絡を取るか,311まで連絡をしてほしい。
    *MSICとみられる症状:長引く高熱,いらだち・だるさ,腹痛・下痢・嘔吐,発疹,結膜炎(ピンク又は赤色),肌の発疹,首のリンパ腺の腫れ,唇のひび割れ・下の赤み,手足のむくみ

◎(NJ州)マーフィー知事のメッセージ(5月18日)

  • 5月22日(金)より,以下の屋外のアクティビティの事業の再開を認める。
    • バッティングセンター,ゴルフ練習場
    • 射撃場
    • 乗馬
    • プライベイトのテニスクラブ
    • コミュニティ農園

 

  •  今後の経済活動再開(The Road Back)に関連し,各段階において,再開が認められる事業を以下のとおり検討している。
    ステージ0:救急医療,必要不可欠な建設業,製造業,食料品店や薬局などの生活必需品を販売する店舗
    ステージ1(現在):州立・郡立公園,必要不可欠でない建設業,小売店(車などでのピックアップのみ等,限定的な形で),ドライブインシアターなどドライブスルー・ドライブインの事業,ビーチ,必要不可欠でない手術
    ステージ2:小売業(より制限を緩和した形で),レストラン(屋外での飲食。収容率を抑えた形での屋内での飲食。),限定的な形でミュージアム,図書館及びパーソナルケア
    ステージ3:飲食(より制限を緩和した形で),バー(収容率を抑えた形で),限られたエンターテイメント事業,パーソナルケア(より制限を緩和した形で)
    ニューノーマル:通常通り,経済社会活動の再開(ワクチンの普及)
    ※「データ」が次の段階への移行のタイミングを決定する。タイミングの決定に際し,着目する主なデータ

    • 状況は以下の6つである。
    • 新規感染者,入院者数,ICUの患者数,人工呼吸器の使用数
    • 検査能力,感染経路確認能力
    • 医療機関のキャパシティ(ベッド数,人工呼吸器,PPE,職員数)
    • 職場での安全確保
    • 託児所,学校,交通機関における安全確保
    • ガイドラインの遵守状況
      ※ニューノーマルに至るまで,どのステージ(段階)においても,ソーシャル・ディスタンシング,手洗い,消毒,マスクなど鼻と口を覆うものを身につけること,可能な限りの在宅勤務,感染リスクの高い者は可能な限り自宅待機,州や連邦のガイドラインの遵守を徹底してほしい。また,経済活動を再開させていくにあたり,託児所の再開とNJ Transitなど交通機関の安全確保及びサービス拡大は優先して取り組む。
      州政府のプレスリリース:https://nj.gov/governor/news/news/562020/approved/20200518a.shtml

 

  • 新規入院者数,現在の総入院者数,ICUの患者数及び人工呼吸器を使用する患者数はどれも14日前に比べ,減少しており,新規入院者数以外は,14日間連続で日々減少している。州民の取組のおかげで,経済活動再開のステップを進めることができた。引き続きの協力をお願いする。

◎(PA州)ウォルフ知事のメッセージ(5月18日)

  • ファミリー・ファースト新型コロナウイルス対策法(FFCRA)及びコロナウイルス支援・救済・経済安全保障法(CARES Act)により,保険に加入していない方について新型コロナウイルスの検査と陽性患者の治療について,医療機関が費用の支払いを受けることができるようになった。これにより,無保険の場合でも金銭的不安を感じずに検査や治療を受けることができる。

 

  •  PA州では,メディケイドと子供向け健康保険CHIP(Children’s Health Insurance Program (CHIP))への加入申請をオンラインで受け付けており,保険が必要な場合は www.compass.state.pa.us にアクセスしてほしい。また,Pennsylvania Association of Community Health Centers (PACHC) は保険加入時のサポートを無料で行っている(電話 1-866-944-CARE (2273))。サポートを受けた場合でも保険加入の義務はないので,気軽に利用してほしい。

◎(WV州)ジャスティス知事のメッセージ(5月18日)

  • – 今後,再開を検討している事業は以下のとおり。
    • 5月21日(木)から:レストランの屋内での飲食,大型店舗,屋外のレクリエーション用具のレンタル等に加え,屋内のモール
      屋内のモールのガイドライン:https://governor.wv.gov/Documents/Covid%20Week%204/2020.05.15%20Guidance%20for%20Malls.pdf
    • 5月26日(火)から:州立公園のキャビン・ロッジ(州民のみ利用可),屋内及び屋外のバー(収容率は50%),ミュージアム,ビジターセンター及び動物園
    • 5月30日(土)から:スパ・マッサージ,スロットマシーンなどのギャンブル(Limited Video Lottery)
    • 6月5日(金)から:カジノ
      今後,上記のとおり事業の再開を検討しているが,日々新型コロナウイルスの感染状況は監視しており,危険であると判断された場合は,計画を再検討することもある。そしてまだコロナウイルスの脅威はWV州から消え去っていないので,高齢者など感染のリスクの高い人を守り,引き続き,手洗いやマスクなどの鼻と口を覆うものを身につけること等を徹底してほしい。

 

  • 5郡(バークレー郡,ハリソン郡,ジェファーソン郡,モナンゲリア郡,マリオン郡)をホットスポットから解除し,州内全域に適用される自宅待機推奨令を適用する。これにより,WV州内でホットスポットに指定されている郡はなくなるが,引き続き,州政府はモニタリングをする。

◎(DE州)学校再開作業部会の設置,宗教施設向けガイダンス,メンタルヘルス等の相談窓口について

  • 18日,カーニーDE州知事は,来年度の学校再開のための作業部会を設置しました。
  • 18日,カーニーDE州知事は,5月20日(水)午前8時から,教会,モスク,シナゴーグ等全ての宗教施設の集会について,消防基準で定められた定員の30%以下の人数に抑えるようにしつつ,活動を認める行政命令を発出しました。但し,厳格な距離措置を取ることを条件とし,65歳以上の人は集会に参加しないよう,又,13歳以上の人はマスク等を着用することを義務づけています。詳細は下記のウェブサイトでご確認いただけます。
    https://news.delaware.gov/2020/05/18/governor-carney-issues-guidance-for-churches-houses-of-worship/
  • デラウェア州では,自宅待機等によるストレスで生じるメンタルヘルスの問題や,虐待等の問題について,ワンストップの相談窓口を設置しました。お困りの方は,Delaware Hope Line(電話番号:1-(833)-9-HOPEDE 又は (833) 946-7333)までご連絡ください。


【感染者数等に関する情報】

5月18日現在,当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。(カッコ内は前日の数)

  • ニューヨーク州:感染者数351,371名(350,121名),死者数22,729名(22,619名)
    感染者数内訳(主なエリア)
  • ニューヨーク市:感染者数193,230名(192,593名),死者数14,725名(14,665名)
    NY市の内訳

    • クイーンズ区:59,324名(59,132名)
    • ブルックリン区:52,485名(52,298名)
    • ブロンクス区:43,158名(43,022名)
    • マンハッタン区:25,216名(25,130名)
    • スタテン島区:13,047名(13,011名)
    • ナッソー郡:39,225名(39,136名),死者数2,530名(2,517名)
    • サフォーク郡:38,224名(38,177名),死者数1,804名(1,799名)
    • ウエストチェスター郡:32,323名(32,224名),死者数1,419名(1,412名)
    • ロックランド郡:12,777名(12,758名),死者数442名(440名)
  • ニュージャージー州:感染者数148,039名(146,334名),死者数10,435名(10,356名)
  • ペンシルベニア州:感染者数63,056名(62,234名),死者数4,505名(4,418名)
  • デラウェア州:感染者数7,869名(7,670名),死者数297名(290名)
  • ウエストバージニア州:感染者数1,502名(1,492名),死者数 68名(65名)
  • コネチカット州フェアフィールド郡:感染者数14,436名(14,248名),死者数1,153名(1,146名)
  • プエルトリコ:感染者数2,710名(2,646名),死者数124名(123名)
  • バージン諸島:感染者数69名(69名),死者数6名(6名)

【医療関係情報】

 

  • 当地の病院やクリニックは,完全予約制を導入し,付き添い人数を制限(一人のみ)するなど予防措置をしながら外来を受け付けているところが多い模様です。また,一部の病院では電話診察,オンライン診療(有料)を導入しているところもあるようです。ただし,当地の医療事情については,日々状況が変化しますので,皆様ご自身で病院やクリニックのHPや直接電話するなどして,ご確認くださるようお願いします。

  •  本お知らせは,安全対策に関する情報を含むため,在留届への電子アドレス登録者,「緊急メール/総領事館からのお知らせ」登録者,外務省海外旅行登録「たびレジ」登録者に配信しています(本お知らせに関しては,配信停止を承れませんのでご了承願います。)。

 

  • 本お知らせは,ご本人にとどまらず,家族内,組織内で共有いただくとともにお知り合いの方にもお伝えいただきますようご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

  • 在留届,帰国・転出等の届出を励行願います。
    緊急時の安否確認を当館から行うために必要です。
    以下のURLから所定の用紙をダウンロード後, (212)888-0889までご連絡ください。
    http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html

■ 在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
TEL:(212)-371-8222
HP: http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/html/
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