美容院や理髪店を利用することができない今、伸び放題となった髪の毛を自宅でバリカン(ヘアクリッパー)を使用し、セルフカットしている男性が増えているようです。
バリカンによって坊主(バズカット)にしてしまえば、お手入れが楽になるだけでなく、カット代の節約にも繋がりますよね。バリカンを使用するのは初めてという人は、失敗せずに安全に仕上げるため、メンズライフスタイルメディア「The Art of Manliness」(www.artofmanliness.com)で紹介しているハウツーを参考にしてみてはいかがでしょうか?
1、道具を用意
●バリカン(ヘアクリッパー)
●手鏡
●掃除機(もしくはほうきとちりとり)
まずは必要になるバリカンを用意しましょう。オンラインショップや近くのドラッグストアなどで50ドル未満ほどで手軽に購入することができます。ほとんどのバリカンにはアタッチメントガードが付属していますが、#2(約1/4インチ)と#3(約3/8インチ)のガードサイズがある商品を選択してください。サイズの数字が小さくなるに従って、仕上がりの髪の長さは短くなります。
あとは手鏡を用意してください。後頭部のカットや細かいトリミングの際に役立ちます。散髪後の掃除のために、掃除機、もしくはほうきとちりとりも必要です。
2、頭皮を確認する
バリカンで髪を刈る前に、自身の頭皮全体を指で触ったり鏡で見たりして、傷やできもの、しこりなどがないかを注意深く確認してください。バリカンを引っかけてしまったら激痛が走ります。また目立つ傷がある場合は、坊主にすることで露出してしまうので、そのまま続行しても問題ないかを判断してください。
3、髪をシャンプー&ドライ
バリカンは、頭皮や髪にこびりついた皮脂の上では扱いづらくなります。均一なバズカットに仕上げるため、必ず髪の毛をシャンプーし、清潔にしてしっかり乾かしましょう。
4、トップから刈り始める
一般的なバズカットは「3-2-1ルール」に基づいています。これは、頭頂部の髪を約3/8インチ、側面を1/4インチ、生え際を1/8インチで仕上げることです。これを行うには、トップに#3、サイドに#2、エッジのトリミングに#1のガードサイズを使用します。
まずはバリカンに#3のガードをセットしたら、バリカンで頭頂部の前から後ろに向かって真っ直ぐに動かします。続いて、横にずらしていきながら、トップ全体を刈っていきます。この領域の髪の毛は円形のパターンで成長するため、均等にカットするためには、あらゆる方向からバリカンを滑らせることが重要です。
5、後頭部
後頭部を刈る準備ができたら、バスルームなどの鏡に背を向けながら手鏡を持ち、後頭部が見えるように位置を調整します。首の後ろから頭頂部に向けてゆっくりバリカンを走らせましょう。
6、サイド
ある程度全体のカットが完了したら、ガードサイズを一つ下げて#2に付け替え、両サイドの調整を行います。サイドはトップよりも短くカットすることで、全体的に均一に見えるバランスの良いバズカットに仕上がります。バリカンは頭に対して水平に構え、下から上に動かしましょう。
7、もみあげと首の後ろ
全ての髪を刈り終えたら、さらに短い#1のガードに付け替え、もみあげと首の後ろを整えましょう。バリカンをもみあげの真下に当て、耳の上のあたりの高さまでゆっくりと上にスライドさせます。
また首の後ろのトリミングは最も難しい作業といえますが、手鏡を利用しながら直線になるよう揃えてください。手が届かないなどの場合は、家族やルームメイトに手伝ってもらうか、そのまま残しておくこともひとつの方法です。最後に全体的に非対称になっている箇所がないかを確認したら終了です!
綺麗な坊主スタイルを維持するには、2〜3週間ごとのメンテナンスが必要にはなりますが、毎日のヘアスタイル崩れの心配やケアの必要がなくなることで気持ちもすっきりするはずです。初めてバリカンを持つという方には少し難しい作業かもしれませんが、ぜひトライしてみてください!
(画像引用元&参照URL)
https://www.artofmanliness.com/articles/how-to-give-yourself-a-buzz-cut/