イースト・ビレッジにあるパブリックシアター(The Public Theater)では、秋のシーズンに向けて無料のデジタルイベントシリーズを続々開始します。
プログラムを通じてコミュニティとの関係を深めながら、芸術文化の伝統を継続させていくことを目的に、図書館、ホームレスの避難所、市内5区のコミュニティセンターなどの地元の近隣施設で劇場作品を無料で上演している「モバイル・ユニット(Mobile Unit)」やパブリック・シェイクスピア・イニシアチヴ(Public Shakespeare Initiative)、ハンツ・ポイント・チルドレンズ・シェイクスピア・アンサンブル(Hunts Point Children’s Shakespeare Ensemble)、パブリック・ワークス(Public Works)など、それぞれのアーティスト・プログラムが新たな作品をオンラインで上演、もしくはデジタルワークショップを開催します。
パブリック・フォーラム(Public Forum)はZoomを介して市民の談話室「Civic Salons」を毎月オープンし、またJoe’s Pubではアーティストによるストリーミングコンサートを提供。
The theaterでは、#BARSデジタルマスタークラスを引き続き開催します。Public Theatreは、「Under the Radar Festival」や「Emerging Writers Group」などの年間プログラムも継続します。
アーティスティックディレクターのオスカー・ユースティス(Oskar Eustis)さんは、「パブリックシアターのアーティストは、人種、医療、経済、政治など、私たちが直面しているさまざまな危機に勇気と創造性で応えてきました。私たちは彼らと私たち自身のアーティストコミュニティを引き続きサポートしていきます」とコメント。
イベントの詳細はウェブサイト(publictheater.org)でチェックしてみてください。