CHIE IMAIグループ代表、恒例「マジカル・イブニング」に出席 脊椎損傷者のサポート支援

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落馬事故により脊椎に損傷を負った俳優の故クリストファー・リーヴ氏と、故ダナ夫人が設立した「クリストファー& ダナ・リーヴ財団(Christopher & Dana Reeve Foundation)(* 注)」は昨年11月15日、シェラトン・ニューヨーク・タイムズ・スクエアで、ファンドレーズ年次晩餐会「マジカル・イブニング・ガラ(2018 A Magical Evening NYC)」を開催した。ガラパーティーの副会長として、CHIE IMAIグループ(www.chieimai.com)代表でありデザイナーの今井千恵氏が渡米、長女でCHIE IMAI代表取締役社長の今井千晶氏とともに出席した。

ガラには、元デスティニーズ・チャイルドのミッシェル・ウイリアムスさん、俳優のリチャード・カインドさん、同じく俳優のデヴィッド・キースさん、シンガー&ソングライターのグレイス・ガウスタッドさんなど多くの著名人が参加。財団と親交のあるNHL(ナショナル・ホッダケー・リーグ)からは、元NYレンジャースのマーク・メシエ、マイク・リクターさんらが顔を見せた。

(左から)リチャード・カインド氏と「スーパーベア」を手にした今井千恵氏、今井千晶氏

今井千恵氏はこの日、CHIE IMAIオリジナル・チャリティ・ベア「スーパーベア」を持参。「日本の皆様にもクリストファー・リーヴの遺志や同活動の需要性を伝えたい」という思いを込め、日本での財団普及・支援のために誕生させた特別アイテムだ。
自身が母になった千晶氏は、ベビーカーを押す際、街の至る所にある段差の不便さに気が付いたといい、「日本はアメリカほど障がい者に対する理解は高くありません。これからは少しでも障がい者に優しい街づくりに貢献できればと考えています」と話した。

プレジデントのウィルダロッター氏と対談

プレジデントのウィルダロッター氏と対談したCHIE IMAIグループ代表の今井千恵氏。リーヴ氏が生前愛用したチェアの前で

同ファウンデーションへの支援を15年以上続けている今井千恵氏。ガラの2日前、リーヴ財団のヘッドオフィスを訪問し、プレジデントでCEOのピーター・ウィルダロッター氏と対談した。

常々、「アメリカでは利益を社会へ還元するのは当然のことで、私だけが特別な事を行っている訳ではありません」との考えを持っていたという今井氏、「支援15年」という節目の年に、かねてから膝を突き合わせて話を聞きたいというウィルダロッター氏へ対談を依頼、実現した。
日本での状況を説明すると同時に、団体の目的、アメリカの現状などを質問。加えて「同じ様に助けを必要としている日本の人々へメッセージを頂けないでしょうか」と投げかけた。
ウィルダロッター氏は「苦しい時は助けを求めることに躊躇する必要はありません。地球の裏側に、慈悲の心を持った同胞がいることを忘れないで欲しい」と激励。「暗闇の後には必ず明かりが灯り、嵐の後には、必ず陽が昇る。その言葉を信じて強く前進してください」とのエールを、今井氏に託した。

対談とガラを終えた今井氏は、「同財団を支援し続けて今年で15年になります。この節目の年に、プレジデントから貴重なお話を伺えたことは大変意義のあることでした。個人ができることは大きくないかもしれませんが、今後もこの活動を続けて参りたいと考えております」と述べた。

(* 注)クリストファー& ダナ・リーヴ財団とは:脊椎損傷に苦しむ人々を支援する団体として、故クリストファー・リーヴ氏と、故ダナ夫人により1995 年に設立。クリストファーとダナの他界後、夫妻の子供たち、マシュー、ウィル、アレクサンドラが両親の遺志を継ぎ、「今日のケア、明日の治療(Today’s care, Tomorrow’s cure)」をコンセプトに、サポートを続けている。公式サイト:www.christopherreeve.org

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