豊富な知識と経験、実績で売買ともにお手伝い
在NY30年以上、ブルックリンで飲食店経営も経験、教育事情にも精通
コーコラン・不動産ブローカー 秋山冨美子さんに聞く
常に不動産市場に動きのあるニューヨークだからこそ、経験と知識のある不動産エージェントに出会うことが、自分に合った“住まい探し”への成功の道といえる。
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ニューヨーク大手不動産会社「Corcoran(コーコラン)」に在籍する不動産エージェントの秋山冨美子さん。ブルックリンとマンハッタン全域の販売と賃貸を専門とし、会社から「(彼女は)努力して信頼を確立し、継続的なリピーターやリファーラル・クライアントを獲得することで、優れた結果と買い手と売り手との長期的な関係を達成しています」と評価されている。
ニューヨークの市場を熟知し、買い手と売り手の双方に最適な投資収益率を達成するためのアドバイスができることで、多くの契約実績を積んでいる。
秋山さんは以前、ブルックリンのパークスロープで7年、日本食レストランと日本酒バーの経営していた。経営者としての仕事ぶりが、不動産関係者だったお客さんの目に留まり、“不動産エージェント”という仕事を勧められたことで、この道に入った。
ニューヨーク在住30年以上で、アッパーウエストサイド、イーストビレッジ、クリントンヒル、パークスロープに実際に住んでいたこと、ブルックリンで飲食店を経営していたこと、一人娘を育て、ニューヨークの教育事情を知ること、その全てが、不動産エージェントとして強みになっているという。
買い手をサポート
不動産購入にあたり、購入に向けての筋書きを構築する。これは競合の多いニューヨークにおいて重要なキーポイントとなる。
秋山さんは、「最良の条件と価値を確保するために、どのようにオファーを組み立てればよいか、十分な準備をする」ことに力を注いでいる。また「より良い投資と自分らしく暮らせる(=Live Who You Are)マイホームを見つけるお手伝い」を心掛けているという。
売り手の強い味方
実践から培ったマーケティング戦略、いわゆる「より高い値段で売れるよう、インテリアステージングを含むサポートを“お客さまの立場”に立って行う」。それにより物件に適切な価格を設定し、競争力を高め、希望価格以上の販売を可能にする手伝いをしている。
代表的な事例としては、リノベーションが必要なタウンハウスを、わずか2回のオープンハウスで、希望の売値より34%高い値段で売却したことが挙げられる。
1980年代後半から、不動産を含む、ニューヨークの変動を体験してきた秋山さん。その知識と経験、実績で、クライアントのニーズに合った物件探しのサポートを行っている。
●秋山さんが担当する物件例●
賃貸
●ブルックリン、グリーンウッドハイツ
タウンハウス、3ベッドルーム、2バス、2階建て、庭付き
レント:4390ドル
販売
●マンハッタン、ロウアーマンハッタン
アパート(コープ)、2ベッドルーム、1バス
販売価格:84万9000ドル
購入
●ブルックリン、パークスロープ
(※2021年にクライアントが購入)
アパート(コンド)、2ベッドルーム、2バス、2バルコニー付き
販売価格:111万9000ドル
●問い合わせ●
秋山冨美子(Fumiko Akiyama)
〈携帯電話〉917-607-4714
〈Eメール〉fumiko.akiyama@corcoran.com
〈オフィス〉PARK SLOPE(125 Seventh Avenue Brooklyn, NY 11215)
(2022年1月29日号掲載)