特選ホテルや航空会社など31社がPR
「近鉄インターナショナル(KIE)」主催の顧客向けイベント「KIE トラベル・ショー・ケース」が13日、マンハッタン、イーストサイドにあるダブルツリー・メトロポリタン・ホテル(DoubleTree Metropolitan Hotel)の最上階で開催された。会場には多くの関係者ら、140人近くの来場客が訪れ、大いににぎわいをみせた。
10回目を迎えた今年は、日系航空会社「日本航空(JAL)」「全日本空輸(ANA)」をはじめとする七つの主要航空会社、「グランドハイアット」や「ヒルトンホテル」など23のホテルブランド、レンタカー会社の「ナショナル・エンタープライズ」といった計31社の提携企業が参加し、自社の製品やサービスを来場客に紹介した。
日本から唯一の出展となった「プリンスホテル」のブースでは、KIEと直接契約による特別割引料金である「近鉄レート」に加え、帰国時に便利な東京のホテルなどを紹介。また、「アメリカン航空」は企業が取り入れるとお得なポイント報酬プログラム「ビジネスエキストラ」について案内するなど、多くの来場客が興味を示していた。
会の中盤には、ジェネラルマネジャーの葉樹良氏と同社取締役社長の浜田浩二氏が登壇し、提携企業へのパートナーシップに感謝するとともに、10回目を迎えられたのはアシスタントジェネラルマネジャー、ビル・サコナ氏の働きがあったから、と同氏の労をねぎらった。
最後には、毎年恒例の参加企業が提供する豪華な景品が用意された抽選会が行われ、会場はこの日一番の盛り上がりを迎えた。
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KIEは、近畿日本ツーリストの米国法人として旅行業務を展開する「近鉄インターナショナル・エクスプレスU.S.A.」(本社ロサンゼルス/jp.kintetsu.com/)。ニューヨーク、ニュージャージー、シカゴをはじめ全米に6支店を擁する。法人向け(www.kintetsu.com/ja)サービスに定評があり、出張コストの削減や、ビジネストラベルマネジメントの提案を行うなど、力を注いでいる。
(2019年6月22日号掲載)