米国を拠点に幅広いITソリューションを提供するMultiNet(マルチネット)は、新型コロナウイルスの拡散防止対策として米国内の休校とオンライン授業化に伴い、急な変化に対応が難しい家庭や生徒を対象としたプログラム「オンライン授業の受講用にLaptopを1年間無償貸与」を発表した。抽選で20台限定。ノートパソコンの機種はGoogleのOSを搭載したChromebook(クロームブック)。
応募締め切りは4月9日、抽選は10日を予定。当選者には抽選日にメールで通知が届く。応募条件は以下参照。
- 通学中の学校から端末の支給がされない、または支給されるが条件が満たされない
- 利用目的はK-12(主に小学生)のオンライン授業受講用
- 家庭1台まで
- 審査段階で収入証明可能な書類を提出できること(申し込み時では不要)
- 費用負担・購入は一切不要。レンタル期間は1年だが、基本的には返却不要
- メーカー・モデルは在庫状況によって判断。新品が前提だが、中古になる可能性あり
- 故障時の故障部品・本体交換はメーカー保証範囲内のみ。使用上のサポートは提供しない
申し込み方法:名前、連絡先(メールアドレス、携帯番号、住所)、状況の説明(家族構成、学年、学校名、自主購入が困難な理由を200文字以内)を記述の上、RentalPC@multinet-usa.com宛てにメールで受け付け中。
同プログラムは、親権者が一人で他に支援の当てがない、新型コロナウイルスで仕事ができなくなった、失業したが失業保険だけでは生活困難等、さまざまな事情で困っている家庭に対しての支援を目的としている。
抽選後も、PCレンタル事業における売り上げの10%を支援活動に充てるなどの活動を9月まで行う。