渡辺直美、全編英語でトーク NY公演は大盛況

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全米7都市ツアー

満席の会場で、ステージに立つ渡辺直美=19日、ブルックリン(©Yoshimoto Kogyo Co., Ltd.)

満席の会場で、ステージに立つ渡辺直美=19日、ブルックリン

【リポート】渡辺直美が19日、ニューヨーク公演を皮切りに、全米7都市を巡るトークライブツアー「Naomi Takes America─The Podcast LIVE─」をスタートさせた。同ツアーは、渡辺がニューヨークから発信しているPodcast番組のライブ版だ。

観客と笑顔でやりとりする渡辺直美=19日、ブルックリン(©Yoshimoto Kogyo Co., Ltd.)

観客と笑顔でやりとりする渡辺直美=19日、ブルックリン

ツアー初日となったニューヨーク公演はブルックリンで行われ、開催2週間前の告知だったにもかかわらず、400席を超える会場は満席に。マイク1本で渡辺がステージに登場すると、大歓声が起こり、会場の雰囲気が一気に変わった。

自身初となる全編英語でのトークショーとあって、緊張の面持ちながらも、会場から沸き上がる歓声に笑顔で答えた渡辺。観客からの「好きな夜食はなんですか」や「最悪と最高のデートは」「1日でトイレに何回行きますか」など、パーソナルな質問に英語でユーモアたっぷりに答え、会場を爆笑の渦に。また、客席から選ばれた観客と、ステージでジェスチャーゲームや、ダンスゲームに挑戦し、コミカルな動きと“ブロークンイングリッシュ”ながらも彼女の魅力が感じられるやりとりに、客席からは常に笑い声が絶えなかった。

ショーの終盤には、「もう英語疲れた」など本音も出て、日本語で話すシーンも。等身大の姿でファンを魅了し、「I Love You, Naomi」などの声援が飛び交う中、笑いと満ちあふれた1時間のステージはエンディングを迎えた。渡辺は、「アメリカだけじゃなく、世界でもトークショーをしたい」と夢を語り、惜しみない拍手と歓声が送られ、1時間のショーはあっという間に幕を閉じた。

ツアーは残すところ、シカゴ(8月28日)、ニューオリンズ(31日)、ロサンゼルス(9月2日)。詳細はnaomitakesamerica.com/参照。

2019年から東京とニューヨークの2拠点生活を開始し、21年4月からは活動の本拠地をニューヨークへ移した渡辺。米国ですでに多くのメディアに登場し、モデルとしても活躍しているが、今回のツアーを機に、米国で本格的にコメディアンヌとして活動をスタートさせたといえる。

インスタグラムのフォロワーは995万人を超え、日本だけに留まらず、海外にも既に多くのファンがおり、芸人として、ファッションブランドのプロデュースや俳優、CMなどでも幅広く活躍する唯一無二の存在。そんな彼女のますますの活躍に注目したい。

(2023年8月26日号掲載)

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