高校生の制服をイメージし、この日のためにデザインされた衣装に下駄姿で登壇した渡辺直美さん＝12日、コロンビア大学校内、講堂（撮影：工藤）
ニューヨークの名門、コロンビア大学の講堂で12日、タレント、モデル、女優、とマルチに世界で活躍する渡辺直美さんが英語で講演を行った。
主催となったのは、同校のドナルド・キーン日本文化センターで、30年以上前から日本の文化を紹介するイベントを開いており、これまでに著名な作家や芸術家が招かれてきた。今回初めて日本のお笑い文化をテーマに取り上げ、３年前からニューヨークを拠点に活動している渡辺さんが講演することとなった。
まだ英語を勉強中という渡辺さんは、ＭＣや学生からの「言葉が通じない時に大切なことは」との問いに、大きなジェスチャーと、その状況に対応するスピードが大切と、お笑い芸人というバックボーンに持った渡辺さんならではの回答をし、来場者をうならせた。
学生の中には、渡辺さんをテレビで見て育ったというファンもおり、興奮気味に「こうして学校に来てくれたことがとてもうれしい」と思いを伝える人も多くいた。終始笑いに包まれた講演は、和やかな雰囲気の中、幕を閉じた。
渡辺直美さん、ファンにメッセージ
もっともっとNYの良さ伝えていきたい
渡辺直美さんが12日のコロンビア大学での講演後に、応援してくれるファンに向けてメッセージをくれた。
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「今日もたくさんのニューヨークの皆さんとコロンビア大学の大学生、そして何よりもずっと応援してくれてるニューヨークに住んでる皆さんのおかげで、すごい素晴らし講演になりました。やっぱりもう、私は本当に“ニューヨーク大好きっっっっ子”なんで、これからもっともっとニューヨークの良さを伝えていきながら、もっとステージアップして、皆さんの誇りに、私も日本の誇り、みたいなふうに思ってもらえるように頑張りますので、よろしくお願いします。
（2024年４月20日号掲載）
