「日本の美術工芸作家と作品を祝う」展 日本クラブ

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左から:日本の20世紀の竹製生花籠(左から右)飯塚琅玕斎(1890-1958)、小菅小竹堂(1921-2003)、人間国宝 二代前田竹房斎(1917-2003)、七宝花瓶 本多與三郎(名古屋)、高さ12.2センチ 19世紀後半(明治時代)、金象眼細工の目を持つ鯉のブロンズ花瓶 加納夏雄派、高さ45.2センチ、大正時代

 

ウサギの銀の置物 沼田一雅 (1873-1954)と野上辰興 高さ30センチ 1915年頃(大正時代)

「アジアウイークニューヨーク2023」と同時期に、日本ギャラリーでは3月16日(木)〜24日(金)まで、オリエンテーションズ・ギャラリーとオリエンタル・トレジャー・ボックスによる日本美術工芸作品展を開催する。このコラボ展は、アジアウイークで最も長く続いている展覧会で、今年は10年目11回目の記念すべき節目を迎える。

本展では、七宝、金工、陶磁、漆芸、絵画、竹工芸、彫刻、染織の各分野の著名な作家による質の高い作品が展示され、帝室技芸員や人間国宝による技巧を凝らした珠玉の近現代工芸品が幅広く紹介される。

今年は、「記念」の概念を持つアートワークに焦点を当て、特別なお祝いのイベントや儀式的な行事を描いたオブジェクトを多く展示。また、明治・大正・昭和の国際博覧会や万国博覧会で受賞した作家を特集し、香道や茶道などの儀式に関連した作品も展示される。

森村酉三 (1897-1949) 銅製蟹の形の香炉

【日時】3月16日(木)〜3月24日(金)
【場所】日本ギャラリー(日本クラブ7階/145 W 57th St)
【入場料】無料
【詳細・申し込み】gallery@nipponclub.org、212-871-7163
【ウェブ】www.nipponclub.org

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