米連邦政府機関が一部閉鎖したことにより、観光客が入場できなくなっていたニューヨークの自由の女神(リバティー島)とエリス島が1月22日(月)、一般公開を再開した。
トランプ大統領の就任から1年が経った20日から、与野党の対立から予算案を可決できず、政府機関が一部閉鎖されていた。この対応として22日の朝、ニューヨーク州政府が運営経費を負担し、再び一般に公開された。州政府の負担額は1日当たり6万5千ドル(約720万円)。同日午後には米議会でのつなぎ予算案が可決された。
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は21日、ツイッターで「ニューヨーク州は明日、自由の女神とエリス島を再開する。我々は、自由と機会の象徴が暗闇に葬られることを傍観しない」と述べた。自由の女神とエリス島は20日と21日の2日間閉鎖されていた。
自由の女神(Statue of Liberty)
※ロウワーマンハッタンのバッテリーパーク(Battery Park)からフェリーで15分
【営業時間】フェリー運航時間(バッテリーパーク発):
9時30分(夏は8時30分)~3時30分(夏は17時)
※20~35分間隔/季節により変動
【入場料】大人:18.5ドル、子ども:9ドル、シニア:14ドル
※ 冠(Crown)部分へは追加3ドル(要予約・人数限定)
※ リバティー島とエリス島への往復フェリー料金を含む
【チケット購入】オンライン、電話、窓口(フェリー発着所)
※ 台座(Pedestal)、冠部分へは事前予約が必要
※ 混雑が予想されるため、事前のチケット購入、午前中早い時間のフェリー乗船がおすすめ
【ウェブサイト】www.nps.gov/stli/index.htm