今夏にNYの5行政区で楽しめる無料&お手頃価格なアクティビティを紹介!!!-その1

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The Frick Collection - West Gallery (NYC Tourism + Conventions)

The Frick Collection – West Gallery

メモリアルデーの祝日(戦没将兵追悼記念日)とともにニューヨーク市が“夏の幕開け”を迎えるなか、NYC市観光会議局(NYC Tourism + Conventions)は、市内五つの行政区全体で楽しめる無料および低価格のアクティビティを、旅行者および地元ニューヨーカーに向けて紹介しています。

ニューヨーク市観光会議局のプレジデント&CEOであるジュリー・コーカー氏は「暖かい季節の訪れとともに、この夏のニューヨーク市ならではの体験として、世界水準のアート&カルチャー、歴史的イベントや記念行事など、無料または低価格で楽しめる数多くのアクティビティを、旅行者や地元ニューヨーカーの方々にご案内できることを大変うれしく思います」と語っています。

アート・カルチャー&パフォーマンス

「フリックコレクション」(The Frick Collection)
2億2000万ドルをかけた改修工事を経て今年4月にリニューアル・オープンしました。今回の改修では、1階のギャラリーが修復されたほか、歴史的邸宅の2階部分が初めて一般公開されました。水曜日の午後2時~6時は「任意料金(Pay-what-you-wish)」で入館可能で、10~18歳の子どもは常時無料で入館できます。

「ホイットニー美術館」(The Whitney Museum of American Art)
20世紀以降のアメリカ美術に特化した美術館で、現在、ミートバッキング・ディストリクトへの移転10周年を祝っています。
美術館が継続して提供している無料プログラムに加え、6月を通じてプライド月間にちなんだ無料イベントも開催されます。
歴史散策ツアー、パフォーマンス、ラディカル・ジョイ・ボール(自由表現のダンスイベント)など、多彩なアクティビティが含まれます。

パブリックアート
《フラジャイル・ジャイアンツ》(Fragile Giants)
フランスの著名な彫刻家ミシェル・パソンピエールによるパブリックアート作品「フラジャイル・ジャイアンツ」(Fragile Giants)が、マンハッタンのマレーヒル地区にて最近公開されました。
34丁目から38丁目の間のパーク・アベニュー(Park Avenue)沿いに、巨大な動物彫刻9体が展示されていて、来年5月まで無料で鑑賞できます。

無料パフォーミングアーツ・フェス
「シュガー・シュガー・フェスティバル」(Sugar Sugar Festival)
新しい無料のパフォーミングアーツ・フェスティバル「シュガー・シュガー・フェスティバル(Sugar Sugar Festival)」が、6月4日〜28日の期間中、ブルックリンのドミノ・スクエアで開催されます。上演内容は、演劇、ダンス、コメディー、バベット(人形劇)など多彩で、誰でも自由に楽しめる入場無料の野外パフォーマンス・シリーズです。

無料音楽イベント
「Free Music at PACNYC」
ロウアー・マンハッタンにあるペレルマン・パフォーミング・アーツ・センター(Perelman Performing Arts Center)では、無料音楽イベント「Free Music at PACNYC」を6月28日まで開催しており、ロビーのステージで無料パフォーマンスを楽しめます。また、7月12日には初開催となる「ファミリー・デー(Family Day)」も開催予定です。音楽、ワークショップ、フードなど、家族みんなで楽しめる内容がそろっています。

BRIC Celebrate Brooklyn !
ブルックリンで各種、特別上映イベント
「BRIC Celebrate Brooklyn !」(ニューヨーク市で最も歴史ある無料の屋外パフォーミングアーツ・フェスティバル)の一環として、7月26日に特別上映イベントが開催されます。
この日は、故クインシー・ジョーンズへのオマージュとして、名作ミュージカル映画『THE WIZ』の上映会が予定されています。
ブルックリンの野外音楽堂、プロスペクト・パーク・バンドシェル(Prospect Park Bandshell)にて、無料で鑑賞できます。

ニューヨーク市観光会議局(New York City Tourism + Conventions)提供情報(nyctourism.com)

(2025年5月24日号掲載)

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