今夏にNYの5行政区で楽しめる無料&お手頃価格なアクティビティを紹介!!!-その2

Circle Line Best of NYC Cruise
メモリアルデーの祝日(戦没将兵追悼記念日)とともにニューヨーク市が“夏の幕開け”を迎えるなか、NYC市観光会議局(NYC Tourism + Conventions)は、市内五つの行政区全体で楽しめる無料および低価格のアクティビティを、旅行者および地元ニューヨーカーに向けて紹介しています。
その2は「NYCならではのヒストリー&周年イベント」です。
ショーンバーグ100周年フェスティバル(Schomburg Centennial Festival)
今年、ブラック・カルチャー研究の拠点である「ショーンバーグ・センター(Schomburg Center for Research in Black Culture)」は、創立100周年を迎えます。それを記念して、6月14日にはハーレムで「ショーンバーグ 100周年フェスティバル(Schomburg Centennial Festival)」が開催されます。イベントでは、作家によるトークセッション、ライブ音楽、プロックパーティー、マーケット、子ども向けアクティビティなど多彩なプログラムが用意されています。
創業80周年 サークルライン(Circle Line)
今年創業80周年を迎える「サークルライン(Circle Line)」では、この夏から記念キャンペーンが実施されます。
特に注目なのは、2025年に80歳になる方(1945年生まれ)が対象の「Born in 1945」プログラムで、年間を通じて観光クルーズが無料で楽しめます。
さらに、6月14日限定で「ベスト・オブ・NYCクルーズ(Best of NYC Cruise)」のチケットが特別価格の2.50ドル(1945年当時の運賃と同額)で販売されます。
ブルックリン・ブリッジ・パーク(Brooklyn Bridge Park)開園15周年記念プログラム
ブルックリン・ブリッジ・パーク(Brooklyn Bridge Park)の開園15周年記念プログラムの一環として、10月までの期間中、ウオーターフロントパーク内で無料および低価格のイベントが多数開催されます。主な見どころには、メトロポリタン・オペラによる公演、パブリックアートの展示、ウオーターフロントでのエクササイズ・クラス、カヤック体験、そして人気野外映画イベント「Movies with a View」の25周年記念上映などがラインアップしています。
五つの行政区でもLGBTQ+プライド・パレード
6月29日に開催される「NYCプライド・マーチ(NYC Pride March)」は、世界最大級のLGBTQ+プライド・パレードとして知られていますが、それに加えて、スタテンアイランド(5月31日)、クイーンズ(6月1日)、ブルックリン(6月14日)、ブロンクス(6月21日)など、ニューヨーク市内では地域ごとのプライドイベントが行われます。
NY・NJでFIFAクラブワールドカップ
「FIFAクラブワールドカップ(FIFA Club World Cup)」が、今年6月~7月にかけて米国各地で開催されます。ニューヨーク/ニュージャージー会場でも試合が予定されており、世界中の注目を集めています。チケットがない訪問者も楽しめるように、ニューヨーク市内のバーやレストランでサッカー観戦ができるおすすめスポット一覧が公開されています。
夏のレストラン・ウイーク(Restaurant Week)
実はニューヨーク市は、世界で最初に「レストラン・ウイーク(Restaurant Week)」を始めた都市だということをご存知でしたか? この夏も、33回目となる「NYCレストラン・ウイーク(NYC Restaurant Week (R))」のサマー・エディションが7月21日~8月17日まで開催され、五つの行政区全域にわたる数百軒のレストランで、プリフィックス(定額)メニューをお得に楽しめます。予約開始は7月15日から、カレンダーにチェックをお忘れなく!
ニューヨーク市観光会議局(New York City Tourism + Conventions)提供情報(nyctourism.com)
(2025年5月24日号掲載)