東日本大震災から7年、今回で7回目の開催となる「TOGETHER FOR 3.11 東日本大震災 追悼式典」が3月4日(日)、アッパーウエストで開催される。
『2011年3月11日、あの日どれだけ多くの命が奪われ、悲しみが日本を覆ったことでしょう。 あれから7年、東北被災地は大きく復興しました。大事な人を亡くした人にとって悲しみが消えるわけではありませんが、いっぽう7年の歳月というのは、子供にとっては大きな変化をもたらす年数です。今回の追悼式典には、当時まだ小学生、高校生だった若者たちも、壇上でスピーチをしてくれます。東北の未来はこれから始まります。復興地からは幾度も「震災を風化させないで」という声が届けられました。私たちにできるのは、まず忘れないこと。心をこめて犠牲となった方たちに祈りを捧げ、復興地から届くビデオメッセージ を見ながら、「NYは忘れていないよ、一緒に前に進んでいきましょう」そのメッセージを送り続けたいと願っています。— 心を寄せる — その想いをひとつにTOGETHER!』(主催者)
◉追悼式典プログラム
午後4時・教会開場
午後4時45分 開会
▶︎キャンドルサービス
▶︎在ニューヨーク日本国総領事・大使:髙橋礼一郎(スピーチ)
▶︎黙とう
▶︎東北からのメッセージ
▶︎宮城県岩沼市出身 イラストレーター:大友あかり “acary”(スピーチ)
▶︎福島県知事:内堀雅雄(ビデオ出演)
▶︎風の環少年少女合唱団
▶︎岩手県陸前高田市NPO法人桜ライン3・11代表理表理事:岡本翔馬(ビデオ出演)
▶︎福島県立ふたば未来学園高等学校:生徒代表(スピーチ)
▶︎福島県相馬市みなと保育園(ビデオ出演)
▶︎ふるさと合唱、稲田美織の写真による映像と共に
▶︎ジャパン・ソサエティー理事長:櫻井本篤(スピーチ)
午後6時15分 閉会
午後7時 閉場
◾️概要
【日程】3月4日(日)
【会場】First Church of Christ, Scientist
【場所】10 W 68th St(最寄駅:Lincoln Center、1番線66St駅下車
【参加費】無料(任意寄付)
※収益の100%が在NY日本国総領事館Japan Earthquake Relief Fund、ジャパン・ソサエティーなどを通して東日本大震災、及び、九州/熊本震災の支援へ送られる。
ニューヨーク総領事館の震災基金への小切手の書き方:
宛先はConsulate General of Japanとし、メモ欄にJapan Earthquake Relief Fundと記載をお願いいたします。
東日本大震災:http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/donations/geje-jp.html
熊本地震:http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/donations/ke-NY-Consulate-jp.html
ジャパン・ソサエティーの震災基金への小切手の書き方:
宛先はJapan Societyとし、メモ欄にJapan Earthquake Relief Fundと記載をお願いいたします。
http://www.japansociety.org/page/earthquake
◾️主催:Fellowship for Japan
東日本大震災をきっかけに、NYで数多くの日本支援団体が生まれ、多くの出会いがありました。それぞれの団体が素晴らしい日本支援活動を個々で続ける中、団体同士が協力しあうこで、より大きな日本支援ができるという考えの元、リーダー達が集まってできた横の繋がりのネットワークが、Fellowship for Japanです。(代表/AK Akemi Kakihara)
◾️後援:
在ニューヨーク日本国総領事館
ジャパン・ソサエティー
日本クラブ
ニューヨーク日本商工会議所
ニューヨーク日系人会
ニューヨーク日系ライオンズクラブ
(米国法人)日本国際交流センター
ジェトロ・ニューヨーク
国際交流基金ニューヨーク日本文化センター
NPO法人 JaNet
ニューヨーク栃木県人会
千葉県縁の会「菜の花会」
茨城県人会
◾️賛同:
ブルックリン日系人家族会
J-COLLABO
LOVE ART AND HELP JAPAN
NOTES FOR JAPAN
LOVE JAPAN PROJECT
j-Summit New York
Nihongo Channel
Apple Time
HOME – Gift of Music
Japan Choral Harmony (JCH) ”Tomo”
ニューヨーク徳島県人会
FASHION GIRLS FOR HUMANITY
WA PROJECT
Ace Music Studio
ニューヨーク京都倶楽部
NY大分県人会
九州の会
◾️スポンサー:
AMNET NEW YORK, INC.
Hayakawa CPA, LLC
ITO EN (North America) INC.
NPO 9.11 Circle Wind Memorial Concert
SHIZUKA new york Day Spa
SUNSHINE SEVEN, INC.
SEITOMOKO Salon
10 ft Single by Stella Dallas
Junko Watanabe
Magonobu Watanabe
TAMAGO skincare
Foundation World Inc.
Kamakura Shirts New York Inc.
Gorgeous Entertainment
Satomi Kawakita Jewelry
MIKI HOUSE Americas, Inc.
Wacoal International Corp.
Mamoru Kurita
IACE TRAVEL
Kumiko Hasegawa
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主催者からの注意事項:
この追悼式典はどなたでもご参加いただけます。参加費は無料です。
申し込みなどは必要ありません。ご自由な服装でご参加いただけます。
ベビーカー置き場もあります。
消防法により、バッテリー式のキャンドルを会場でお渡しします。
教会内での飲食は禁じられ ていますが、お水など必要な方は各自ご持参ください。
TV、新聞などメディアによる取材及び撮影が入りますのでご協力をお願いいたします。
各自ペンをご持参ください。
当日お配りする式次第(プログラム)の中にポストカードが入っています。
その裏に被災地の方々へぜひメッセージをお書きくださ い。
カードは当日回収し、Fellowship for Japanから被災地の方々へお送りさせていただきます。
教会は最大約1000人の方にご来場いただけます。
席の数は限られていますので、ぜひお早めのご 来場をお願いいたします。
スポンサー各位
追悼式典開催のための実経費(会場費、保険、音響、式次第他)に、
ご支援とご寄付をいただきまして心より感謝いたします。
ひとえに皆様のご厚意の賜物と、Fellowship for Japan一同深くお礼申し上げます。
なお、この追悼式典はすべて民間ボランティアで開催されています。
主催のFellowship for Japan始め、ボランティアの方々への実働費は一切派生していません。
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追悼式典詳細:https://www.facebook.com/events/104683256986871/
お問い合わせ:togetherfor311@gmail.com
Facebook: http://www.facebook.com/TOGETHERFOR311
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追悼式典出演者紹介文
在ニューヨーク日本国総領事・大使:髙橋礼一郎(スピーチ)
1980年外務省入省。以後、OECD日本政府代表部、外務省経済局、外務省アジア局南東アジア第一課、同 首席事務官、外務省経済協力局技術協力課首席事務官、在フィリピン日本国大使館一等書記官、在アメリカ合衆国日本国大使館参事官、外務省アジア局南東アジア第一課長、外務省大臣官房報道課長、在インド日本国大使館参事官、同 公使、外務省大臣官房総務課長、外務省大臣官房参事官(兼経済協力局、国際社会協力部)、在大韓民国日本国大使館公使、アフガニスタン国駐箚特命全権大使、内閣府国際平和協力本部事務局長を歴任。2015年1月より現職。
www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/html/index.html
福島県知事:内堀雅雄(ビデオ出演)
1964 年 長野県生まれ。 東京大学経済学部卒業。2001 年 4 月に福島県生活環境部次長、生活環境部長、企画調整部長を経て、2006 年 12 月から 2014 年 9 月まで副知事を務める。2014 年 11 月から現職。
www.pref.fukushima.lg.jp
宮城県岩沼市出身 イラストレーター:大友あかり “acary” (スピーチ)
宮城県岩沼市出身。宮城大学への入学を控えた春休みに東日本大震災が発生。被災3県の県立大である同学で、震災直後の4年間を通してデザインと震災復興の関わりについて学ぶ。在学中は産学連携の一環として企業とともに地域復興や就労支援に関わる商品開発や被災地域の子供のメンタルケアを目的としたアートワークショップなどの企画に携わる。卒業後デザイナーとして宮城県内のアパレル関連企業に勤務し、渡米。ニューヨークで活動しながら東北の地元企業や地域イベントなどへのデザイン提供を続けている。
www.acary030.com
通訳:Marie Cochrane
岩手県陸前高田市 NPO法人桜ライン311代表理事:岡本 翔馬(ビデオ出演)
岩手県陸前高田市出身。東日本大震災を東京での勤務中に経験し、直後から緊急各種支援活動を開始。一般社団法人SAVE TAKATAを設立し帰郷した後、2011年10月NPO法人桜ライン311設立。 陸前高田市が受けた大きな被害を全国に伝えることで次の震災で人命の失われることのない社会を目指し、市内の津波到達地点に桜の苗木を植樹開始する。住民と植樹を実施する市内外の小中高生、全国の一般参加者をつなぎ、災害伝承だけではなく、後世に街の誇りとなる桜並木を作ることで、生きがいの創出と地域活性に繋げていく取組み。これまで248箇所に1,227本を植樹、参加者は4,013名を数える。 他、NPO法人wiz、高田暮舎の設立や岩手県各種委員の委嘱、 防災士、岩手大学非常勤講師としても活動。今を生き切ることを信条として、東日本大震災の伝承と若年層によるまちづくりへの参加をテーマに種々の取り組みに参加している。
www.sakura-line311.org
福島県立ふたば未来学園高等学校:生徒代表(スピーチ)
ふたば未来学園高等学校(Futaba Future High School)は、持続可能な地域や世界の実現を担うリーダーの育成を目指して、震災後の2015年に開校した。学校は福島第一原子力発電所が所在する福島県双葉郡にあり、東日本大震災と原発事故によって一時は全住民が避難した。生徒たちの多くは全国各地への避難を経験し、福島を持続可能な地域へと復興させることを志して双葉郡に戻ってきた。ふたば未来学園には、「未来創造探究(Future-Creating Education)」という、実社会の課題解決に挑戦する特別な授業がある。生徒たちは「再生可能エネルギーを生かした街作り」や「分断されたコミュニティの再生」や「メディアによる情報発信とコミュニケーション」等のテーマに分かれて、コミュニティと協働しながら様々なプロジェクトに取り組んでいる。
www.futabamiraigakuen-h.fks.ed.jp
風の環少年少女合唱団(演奏出演)
風の環少年少女合唱団はNY近郊の学校に通う日系小中学生が童謡やわらべ歌、愛唱歌 等伝統的な日本の歌から文化や習慣、四季を感じる語義を理解し「日本語を大切に忘れ ずに受け継いでほ しい」との思いから誕生。設立はNPO 9.11 風の環メモリアルコンサ ート白田代表と地元日本語新聞「週刊NY生活」発行元NY生活プレス社との共同企画。 デビューは2016年9月熊本・大分支援風の環コンサート、11月熊本支援コンサート水 前寺清子氏と共演、2017 年9月東北大震災とハービー・イルマ支援カーネギーホ ールでの風の環コンサート植村花菜氏と共演、アメリカ生活を通し経験を経て成長する 合唱団を目指す。
福島県相馬市:みなと保育園(ビデオ出演)
福島県相馬市の県立公園松川浦を一望できる自然豊かな所にある保育園で、0歳から5歳まで181名が在籍。3月11日の東日本大震災では、園の前まで大津波が押し寄せ、家や大型船が流されていく怖ろしい光景を、園の屋根に避難した園児達が目の当たりに体験。「原発の放射能問題により、大好きな外遊びもできない毎日でしたが、遠くNYや日本全国から沢山の温かい支援を頂き、以前の様に園内には元気な子供達の声が響くようになりました」(和田園長)
http://9199.jp/phone_page/00730139/
ジャパン・ソサエティー理事長:櫻井本篤 (スピーチ)
ジャパン・ソサエティー理事長。1968年東京大 学法学部卒業。 同年三菱商事(株)入社。 76年 INSEAD(フランスにて) MBAを取得し、78年に世界銀行(ワシントンDC)へ出向。84年より米国三菱商事会社 (ニューヨーク)勤務。翌年米国三菱商事会社ワシントン事務所 へ移動し、90年より同所長を務める。96年に日本へ帰国。三菱商事本 社で取締役、業務部長を経たのち2000年に米国三菱商事会社へ EVPとして転勤、03年より同社社長を務める。06年3月より在ニュ ーヨーク日本国総領事館総領事(大使)。 09年4月より現職。ジャ パン・ソサエティーは、11年3月12日に東日本大震災の被災地支援 のための寄付金窓口「The Japan Earthquake Relief Fund」を開設し て、 17年6月末日までに総額1400万ドル以上の寄付が集まった。 また、16年4月14日に発生した熊本地震を受けて開設した寄付金窓口には、32万ドル以上が集っている。
www.japansociety.org
Photo by Ken Levinson
TOGETHER FOR 3.11主催代表, Fellowship for Japan:AK Akemi Kakihara(司会)
TOGETHER FOR 3.11主催代表。シンガーソングライター、プロデューサー。UNIVERSAL MUSIC JAPANアーティスト。14枚のアルバム、200曲以上をこれまでリリースし、数々のヒット曲を生み出す。 2001年、9月10日からNYに在住し、全米デビューシングルが世界中で1位となる。東日本大震災後、JP GIRLS NYC、Fellowship For Japanを立ち上げ支援。被災地を幾度も訪問し15箇所以上の子供コンサートを行う。福島相馬みなと保育園児からコンサートのお礼として多くの絵をもらい、FUKUSHIMA“えがお SMILE” WRAPPING PAPERにして展開、大きな反響を呼ぶ。NYから日本支援を継続中。
www.universal-music.co.jp/ak