ホイットニー美術館で「バイエニアル2019」が開幕

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75人のアーティストらによる新展示会

Jeanette Mundt, Born Athlete American: Laurie Hernandez I, 2018. Oil and glitter on canvas, 50×60 in.(127×152.4 cm). Image courtesy the artist and Société, Berlin. Based on a 2016 series of graphics by The New York Times

ウエスト・ビレッジにある「ホイットニー美術館(Whitney Museum of American Art)」(99Gansevoort St)で17日、新展示会「ホイットニー・バイエニアル2019(Whitney Biennial 2019)」が開幕した。9月22日まで。

同展は、1932年から2年に一度開催される歴史ある大規模な現代アメリカンアートの展覧会で、最新の美術作品を一堂に鑑賞できる祭典として、毎回世界中から注目を集めている。

 

撮影に応じるキュレーターのジェーン・パネッタさん(左)とルジェコ・ホックレーさん=13日、メディア発表会で(撮影=中沢)

今回キュレーターを務めたジェーン・パネッタ(Jane Panetta)さんとルジェコ・ホックレー(Rujeko Hockly)さんによって、この1年で最も重要でコンテンポラリーアートの最高峰とされる、絵画、彫刻、インスタレーション、映画とビデオ、写真、パフォーマンス、サウンドの各分野で活躍する75人のアーティストと集団の作品を取り集めた。作品は1、5階をメインに展示されている。

2017年に続き、今年も米高級宝飾ブランドのティファニーが協賛した。

入場料は大人25ドル、学生18ドル。詳細はhttps://whitney.org/exhibitions/2019-Biennial 参照。

(2019年5月18日号掲載)

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