ヨグマタ相川圭子氏の悟りへの軌跡を描いた作品
日米のファンが駆け付ける
世界初の女性ヒマラヤ大聖者であるヨグマタ相川圭子氏の悟りへの軌跡を描いた映画「YOGMATA(ヨグマタ)」が10月19日と20日の2日間、ニューヨーク・ヒルトン・ミッドタウンで上映された。ニューヨークでは初上映となり、会場にはこれまであまり語られることのなかったヨグマタ氏の軌跡を一目見ようと、在米日本人をはじめニューヨーカーまでさまざまな人種の人々が会場に駆け付けた。
同作は、ヨグマタ氏の兄弟弟子でもう一人のヒマラヤ大聖者であるパイロット・ババジ氏が脚本を手がけ、インド映画の聖地ボリウッドで製作された。一人のヨガインストラクターであった相川氏がいかにして、「ヨグマタ(宇宙の母)」と呼ばれる存在になったのか、そしてパイロット・ババジ氏と出会い、インドで悟りの聖地とされるヒマラヤ奥地で本格的な瞑想(めいそう)修行を重ね、ヨガ・瞑想の最終ステージ「サマディ(究極の悟り)」に到達したのかという過程が描かれた。
劇中、「欲にまみれた物質主義からヨガと精神的な生き方にシフトすることが人間と地球と共存する方法。心の垢を落とす、聖なるマスターのパワーが必要」として、ヨグマタ氏がその使命を任命された過程も描写。標高5000メートル以上のヒマラヤ山脈の美しい情景も映し出され、参加者は食い入るように映画を鑑賞していた。
参加者の一人、メリーランド州から駆け付けた女性のノルマさんは、「去年ヨグマタ氏の法話会と瞑想ワークショップに参加し、幸せな気持ちになったので今日も楽しみに来た。映画を通して彼女をより知ることができた」と喜びを語った。
12月にはヨグマタ氏がニューヨークを再び訪れる予定とのこと。
(2019年10月26日号掲載)