ニューヨークで美の価値観を学ぶ
新米ニューヨーカー・さめこのニューヨーク通信(3)
先日ニューヨークで初めて髪を切りました。久々に前髪を作ったら実年齢より若く見える気がして、ちょっと調子に乗っている新米ニューヨーカーでライターのさめこです。
私の髪を切ってくれた美容師shinjiさんは、日本人だけでなくニューヨーカーのお客さんも多いとのこと。そこでニューヨーカーに人気の髪型を教えてもらった所、日本人女性が目指す美しさとはジャンルが違うことに気づきました。
セクシーゴージャスを目指すニューヨーカー、控えめな可愛さを目指す日本人
sinjiさん曰くニューヨーカーは、セクシーゴージャスを目指しているそう。カラーリングはブロンドが断トツ人気で、前髪を作らずおでこを出す。髪質が柔らかい為パーマをかけない人が多く、夜遊びやパーティーの際はコテで華やかな外巻きにする人が多いのだとか。
一方日本人は、カラーリングはブラウンなど地毛に近い色が人気で、前髪の長さにはミリ単位でこだわる。そして欧米人よりパーマをかける人が多く、コテで巻くときは控えめな内巻きが多いそう。
ファッションや言動でも、目指す方向性が違う
確かに言われてみれば、街ゆくニューヨーカーの髪型はみんなコンサバで大人っぽいスタイルが多い。そして髮型だけでなくファッションや言動でもその傾向が強い気がする。
例えばニューヨーカーは胸元やお尻を強調するようなファッションをし、歯を出して豪快に笑う。声も大きいし自分の意見をハッキリ伝える。それにスポーツ熱心な人が多く、健康的な美しさを目指している印象がある。
一方日本人は、足は出しても胸元やお尻を強調する人は少なく、ニューヨーカーに比べて歯を出して豪快に笑う人は少ない気がする。どちらかというと「微笑む」人が多いし、自分の意見も控えめに伝える。また筋肉質な美しさより、華奢なスリムさを求めている傾向がある。
同じ女性でもこうも違うのは、面白い。所変われば、美も変わる。ニューヨークに住んで様々な美の価値観を学ぶのでした。
【執筆者】
さめこ 青山学院大学フランス文学科を卒業後、IT企業にてWEB広告制作・メディア編集者として7年間勤務。プライベートではマクロビオティックやローフード、オーガニック料理ソムリエなどの資格を取得し料理教室を主宰していました。現在はニューヨークにてライターをしています。個人ブログ「さめこのニューヨーク通信」やinstagramでもNY情報を発信中。
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