とにかく細かいことは気にしない、開放的な街
新米ニューヨーカー・さめこのニューヨーク通信(16)
こんにちは。季節の中で一番夏が好き!な新米ニューヨーカーでライターのさめこです。
ニューヨークの夏、ものすっごい暑いです! 先週は35度という体温に近い気温が続き、もうすこしで溶けそうでした。以前、ニューヨークの冬はマイナス15度以下まで寒くなることがあると、このコラムでもご紹介しましたが(nybiz.nyc/story/6079/)、一番暑い時期と一番寒い時期が50度も違うなんて!! この気温差には驚くばかりです。そしてこんな生きにくい街にどうして世界中からたくさんの人が集まるのか、本当に不思議です。
ニューヨーカーの露出が激しすぎる
さてそんなニューヨークの夏ですが、極寒の冬に厚着だったニューヨーカー達は、この時期ありえないぐらい薄着になります。例えば女性達はキャミソール1枚で平気で外を歩きます。背中を腰ぐらいまでぐわっと露出したセクシーなお姉さんもいますし、さらにヘソ出しを通り超して腹出しの人も! 腹出し女子達は痩せている人もそうでない人もいて、例え3段腹になっていても気にせず街を闊歩している人もいます。また男性陣も負けておらず、上半身裸でウロついている人が普通に存在します。
シャラポアみたいな人もわんさか
でも一番ビックリしたのは、そんな薄着にも関わらずブラをしていない女性が多いこと。最初シャラポアのような彼女達を見た時は驚きのあまり「大事なものが透けてますけど!!」と思わず二度見してしまいました。とにかく細かいことは気にしない、開放的な街なのです。
着たいものを着れるし、やりたい事をやりたいように挑戦できる街
日本に住んでいた時は二の腕の太さを気にしてなかなかノースリーブを着られなかった私ですが、こんな環境で生きていたらだんだんどうでもよくなり…今や太い二の腕をブルンブルンいわせて街を歩けるようになりました。さすがにノーブラで外出はできませんが(笑)、人の目を気にせずに着たい服を着れるってなんて気持ちが楽なんだろうと思いました。
この街は何をしても誰も驚かないし、気にしない。着たいものを着れるし、やりたい事をやりたいように挑戦できる。昔より私がそうやって生きられるようになったのは、ニューヨークのお陰かもしれません。
【執筆者】
さめこ(鮫川 佳那子)
〈NY在住ライター/ニューヨーク女子部♡主催〉
青山学院大学卒業後、サイバーエージェントに入社し広告制作・メディア編集・イベント企画運営に携わる。2015年より夫の海外転勤で渡米し、現在はニューヨークの新聞をはじめ、様々な媒体で記事を執筆。またNY在住の20〜30代女性が所属するコミュニティー「ニューヨーク女子部♡」を主催し、イベント企画運営も行っている。
【ブログ】ameblo.jp/samechoco/