<コラム>北米伊藤園企画「なるほど相談室」第4回

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月のテーマ「夏のニューヨークの楽しみ方」

04-itoen-Liberty4smileplease回答者 「ニューヨークの遊び方」(nyliberty.exblog.jp/)
著者 ブロガー、コラムニスト りばてぃ

Q:暖かい季節になりました。ニューヨークの夏の楽しみ方を教えていただけますか?04-itoen-sashie4
A:野外で楽しめるシーズンになりましたね! お勧めはやはりピクニックやバーベキュー(BBQ)です。ニューヨークにはたくさんの公園があり、中でもセントラルパークのシープメドウは、広大な芝生の上でBBQやピクニックを楽しむ家族や仲間たち、また日焼けをする多くのニューヨーカーを見かけます。Q:日本と異なり、ニューヨークほか多くの州で公衆の場での飲酒が禁じられていますが、なぜそのような法律があるのでしょうか?
A:1900年代初頭に施行された禁酒法の名残りで、このような法律が残っていると言われています。でも近年、一部のストリート・フェア(マディソン・スクエア・パークなどで開催されるフードフェスティバルやBBQフェア、夏季限定で開かれる人口ビーチ横のフードコートなど)ではアルコール販売も行われており、野外で飲酒できる機会も増えています。
Q:夏の始まりとされるメモリアル・デーと、夏の終わりとされるレイバー・デーにBBQをする習慣があると聞いたのですが。A:米国には、「夏はBBQ!!」という国民的慣習のようなものがあり、メモリアル・デーからレイバー・デーの間に限らず、ホームパーティーやピクニックでなど、暑い夏は肉を食べてスタミナをつけようと、何かとBBQを行う傾向があります。
日本でも「土用の丑の日」というウナギを食べる習慣がありますが、それはもともと江戸時代に平賀源内が発案した夏場のウナギのプロモーションだったという背景があり、それと同じようなものと聞いたことがあります。
夏場のスーパーマーケットやハードウェアショップなどでは、「さぁ、BBQシーズンです!」とでも言うかのように、お肉やBBQ機材のプロモーションを頻繁に見かけます。大きな超高級BBQグリルからお手軽なミニグリルほか、さまざまな関連グッズがあり、BBQにはあまり興味がないけど、なんとなくこの機材を使って外で料理を作ってみたいという衝動にかられます。
実際、米国人の友人に誘われたBBQパーティでは、ちゃんとした具材が用意されてなかったりなど、日本でイメージしているBBQとは少し違ったり、物足りなかったりすることもありますが、そういうことも含めて夏のよい思い出になるでしょう。
(次回は5月25日号掲載)

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