５万件のグリーン・カードが準備
2017年の移民多様化ビザ抽選プログラム（ＤＶビザの抽選）のインストラクションが発表されました。ＤＶビザの抽選は、歴史的に米国への移民の率が低い国から選ばれた人たちにグリーン・カードを取得するチャンスを提供するものです。申請者はランダムなコンピューターの抽選を通じて選出されます。2017年度については、５万件の移民多様化ビザ（ＤＶのグリーン・カード）が準備されることになります。登録に費用はかかりません。
2017年度のＤＶビザ（グリーン・カード）の抽選の申請期間は、2015年10月１日木曜日の正午（米国東部標準時間）に始まり、2015年11月３日火曜日の正午（米国東部標準時間）に終了になります。申請はwww.dvlottery.state.govから電子的に行わなければいけません。書面によるエントリーは受理されません。不完全なエントリーも受理されません。１件以上のエントリーを行った場合には、不適格とみなされます。
選出された申請者は、グリーン・カードの資格に適するための、単純な、しかし厳格な適格の要件を満たす必要があります。
⒈有資格の国に生まれた申請者のみが適格になります。日本は有資格の国です。あなたが日本やその他の有資格の国に生まれず、しかしあなたの配偶者が有資格の国で生まれている場合には、あなたとあなたの配偶者の両方が申請に記載されていることを条件として、あなたは配偶者の出生国を主張し、両者ともにグリーン・カードを付与され、同時に米国に入国することができます。
⒉教育あるいは職務経験上の要件：少なくとも高校の教育；あるいは過去５年間以内に、職務の遂行に少なくとも２年間のトレーニングあるいは経験を必要とする職務での２年間の経験が必要になります。あなたの職務経験が有資格かどうかを決定するのには、米国労働省のＯ＊ＮＥＴオンラインのデータベースが利用されることになります。
エントリーの様式に関して注意が必要なアイテムは以下の通りです。以下を間違いなくご確認ください：
⒜エントリーの様式に記載されたすべての情報が完全でかつ正確であること
⒝エントリーの確認ページと確認用の番号を控えておくこと
⒞エントリーの様式は自分だけに控えておく方がいいでしょう。ＤＶビザ抽選に関する詐欺が数多く報告されています
⒟グリーン・カードを申請する前に離婚する予定であったとしても、配偶者を含むすべての近親の家族をリストしなければいけません。それをしなかった場合にはあなたの申請および、あなたと共に申請するあらゆる家族の申請が資格を失うことになります
⒠彼らがあなたと一緒に住んでいなくても、あなたと共にグリーン・カードを取得する意図がないとしても、21歳未満のすべての未婚の（生存する）子供をリストしなければいけません。結婚していてかつ／あるいは21歳以上の子供にはＤＶビザ抽選の資格はありません。子供をリストしなければ、上記と同じように、あなたの資格を失うことになります
⒡デジタルで、あるいはウェブサイトに記載されている仕様に従ってスキャンした写真を提出しなければいけません
選出されたかどうかを確認するには：2016年５月３日に、www.dvlottery.state.govのウェブサイト上で、“Entrant Status Check”をクリックし、あなたの確認番号と個人情報を入力することによって、エントリーのステータス（すなわち、あなたが選出されたかどうか）を確認することができるようになります。
政府の2017年度は、2016年10月１日に始まり、2017年９月30日に終了します。そのため、2017年のＤＶビザ抽選に選出された方のエントリーの処理とグリーン・カードの発行は、2017年９月30日の真夜中までに完了しなければなりません。その日以降に2017年のＤＶビザによるグリーン・カードが発行されることはありません。これに例外はありません。
以下の国が出生地の方々は、申請する資格がありません。なぜならば、これらの国が出生地の５万人以上の方々に、この５年間でグリーン・カードが発行されたためです。
バングラデシュ、ブラジル、カナダ、中国（本土）、コロンビア、ドミニカ共和国、エクアドール、エルサルバドル、ハイチ、インド、ジャマイカ、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、ペルー、フィリピン、韓国、英国（北アイルランドを除く）およびその属領、ベトナム。
詳細やご質問につきましては、以下にご連絡ください。
（次回は11月第４週号掲載）
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